東北を行け
観光突進レポート

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龍泉洞

(岩泉町の名勝)
〒027-0501 岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1番地1 TEL.0194-22-2566
(総延長3600m以上のうち、約700mを公開)
年間を通し10℃前後、夏でも半袖ではキビシイ‥
龍泉洞・龍泉新洞科学館観覧料 1000円


 7月、三陸北部最大の観光地、龍泉洞にやって来ました。

 して入場料を払い突入してみますと、入ってすぐの洞内はほぼ直線の長い穴になっており、ふと何かを感じて上を見上げれば、なんとコウモリがヒュンヒュンと飛び回っておりましてね~。で、大概の観光客は、下がすべるので下ばかり見ていて気が付かなく、自分だけが妙に上を見上げていて。

 それから、フンをかけられないように避けながら進んで行きましたら、しばらくしてメイン見所の地底湖が現れます。んで、その中を目を凝らしのぞくと、どこまでも透明な水が、恐ろしいほど底の奥深くへと続いているのです。‥なにか、怖いです。

 と、意識を通路に戻します。してその先の途中からは上へ登る階段になり、それを登るのが〝おっかない〟のなんのって。常に水が上からポタリポタリと落ちてくるので、すべるし濡れるし、そこがツルツルの革靴系ではとっても危険。なんやかんやで、何とか外へ帰って来た時には、とても疲れ果てておりましたのです。

 写真のアジサイは駐車場からの歩道の傍らに咲いていたもの。ぼーっとアジサイに見入っていると「ギャー!」という悲鳴が。「また、虫でも出たのかぁ~」と隣を見ると、なんとアジサイの葉っぱにセミの抜け殻が。うぉー、久しぶりだなー、キミ。‥画像はピントが合わず非公開。

メモ)
 龍泉洞の中には珍しく5種類のコウモリ(キクガシラコウモリ、コキクガシラコウモリ、モモジロコウモリ、ウサギコウモリ、テングコウモリ)が生息し、国の天然記念物に指定されているそうです。約3千匹。

 水飲み場(龍泉洞の湧き水)は、入り口付近(外)にありますが、近くの商店街の水飲み場にも引かれてあり、またこちらの水で作られたサイダー、コーヒー、日本酒、ビールなど、沢山の商品が出されているようです。

短角牛

(田舎料理 田麦舎、食事処) 、このurl
岩手県下閉伊郡岩泉町字神成1-5(龍泉洞地内) TEL.0194-31-2202
短角牛石焼定食 1500円
 龍泉洞の入口付近にあるお土産屋&食事処にて、岩手・短角牛のまぶしい看板に吸い寄せられ、ヨタヨタと突撃してしまいました。

 キジ料理にも興味をそそられましたが、やはりここは短角牛・石焼定食にしてみます。

 お、運ばれて来たのは(旅館などで出る)小さな燃料の上に石板が乗った調理台。なぬ、この燃料が無くなったら大変なことになるのではないか~、と変な方向へ思考が暴走してしまい(レアでは食べられない人間のサガ)、あせって最初に全部乗せてしまったんですよね。試し焼きもせずにイキナリ全部のせてしまったもので、焼き加減も分からず全部が硬くなってしまって。よく考えてみると、石は一度加熱するとなかなか冷めない(と思う)ので、燃料が無くなってからでも、ゆっくり焼けるものと。ガックシ。

 短角牛の味わいは、私のような者には分かりませんでした。でも、うまいことはうまいです。聞くところによると、短角牛は脂身が少ないのだと。

メモ)
 日本の「あか牛」や短角牛は、黒毛和牛に比べてサシ(霜降り)が少ないのが特徴。最近のヘルシーブームに乗って人気が出てきているようですね。アメリカ等では赤身を熟成させて美味しくする技術が広く用いられ、その手間の分、高級品として扱われているそうですよ。

 その後、近くの「道の駅いわいずみ」に立ち寄ってみたら、ブルーベリーがたくさん入ったパックが350円で売っているではあーりませんか。早速買って、旅行中(数回に分けて)食後のデザートに致しました。ぶどうのような、木苺のような、そんな味わいで、ブルーベリージャムとは違った、さっぱりとした果物なんですよね。うちに帰ってからヨーグルトに入れてもgood。


宿泊は岩泉町のホテル旅館一覧
©東北を行け0607 , 17rw , Update:2024/09/17