東北を行け
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ペンションだいば

(外ヶ浜町平館、海のすぐ脇)
〒030-1402 青森県東津軽郡外ヶ浜町平館太郎右ェ門沢1-1 TEL.0174-25-2138
二重窓、ペンションなんだけど喫煙可(当時)



 9月、津軽半島(青森の左の半島)の右上、陸奥湾の平館海峡に面する平館灯台のすぐ下、いや灯台も敷地内にある感じの「ペンションだいば」にやって参りました。と、ここは本当に海のそばにあり、海峡の向こうには(約10キロ先)、下北半島が大きく見えるのです。

 してチェックイン後、自室の窓を開けてみると、そこには内海の穏やかな波の音がチャップンチャップンと聞こえ、なんともココロ安らかに。

 で、施設の中は外観と比べて案外良く、通された2Fの部屋は、洋室かと思えば奥に和室の部屋も付いている、ちょっと贅沢な間取りなのです。ここは全ての部屋が同じではなく、唯一この部屋だけが、二間続きになっているみたいで(バス・トイレ付)、いわゆる特等室の部屋なのでございました。
 さて、夕食はご主人に呼ばれて階下のレストランへ。料理は写真では分からないかも知れませんが、一つ一つの量が、とにかく多く。まあ家庭料理の延長ではありますが、とてもおいしくいただけました。たいていは完食する私ですが、今回ばかりは量が多すぎて、少し残してしまって。んー、どうもすみません。

 それから、特筆すべきはイカハンバーグで、癖のないイカをメインにエビも入っている、この店一押しの料理。あとは、枝豆の毛深いこと(案の定、毛豆というらしいですな~)。それと、仕上げのアラ汁もおいしくて、それがまた、もうカンベンして下さいと思うほど量が多し。その上、話好きのご主人が、私共が食べている間(標準語で)ずうっと話しかけてくるもので、料理が残しづらく。

 食後、部屋に帰って「ふう」と一息し、窓から海を眺めていると、そよ風に連動してさざ波が立ち。最初、チャプンチャプンですが、気まぐれで風が強くなるとジャブンジャブンになって、突風が吹くとザッザーッという大波に。んー、ここは理科の実験室じゃないよね~。

 して、夜は灯台が照らすだけの真っ暗な海上に、満点の星。朝は対岸の下北半島から上る朝日が、海峡の水面に写り、キラキラと輝きます。いや、すばらしきかな~、時にはこのような所に泊まるのもよろし。日本中、いろんなところで、いろんな暮らしがあるものですな~。
(宿泊)
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©東北を行け0709 , 18rw , Update:2024/09/17