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伊豆沼・長沼ハス祭り

(想像を超えるハスの世界)
宮城県栗原市若柳上畑岡敷味17-2 TEL.0228-33-2216
期間:平成19年度の場合は8月1日~26日
所要時間:20分~30分、仮設トイレあり
8/13日は花火大会(一本道なので、大混雑か)
 8月、極楽浄土ってどんなとこ~、そんな妄想にふけりながら、やって来ましたはハス祭り。

 と、伊豆沼・長沼の近くへ来ると「ハス祭り」の看板があちこちにあり、道をどっちに行こうが「ハス祭り」の看板が出てきて「いったいどっちに行けば良いのよ?」と人々を悩ませるのです。それは、ここにある三つの沼、伊豆沼、内沼、長沼のどの沼でも「ハス祭り」をやっているもので、そんな道案内になっていましてね~。
 そんな中、なんとなく水のきれいそうな(という勝手な思い込みで)長沼にやって来た御一行。「長沼温泉ヴィーナスの湯」の駐車場を通り抜けて沼の方に下りて行くと、仮設ボート乗り場が設けられており、受付用にと運動会などで見られる白いテントが張られておりましたのです。

 ボートは2種類用意され、床近くに座るボートと、少し高いイスに座るボートとが用意されております。想像するに、水かさが無く水面が低い状態の時はハスの背丈が高くなるので、高いイスのボートを使い、今日のような水かさが高く、花が水面に近い状態の時は、目線が低い、床近くに座るボートでもOKなんですね~。

 と、ここに来る前に、長沼フートピア公園の高台から沼の全景を見たのですが、湖面を覆う青いハスの群生の見事なこと。よくぞここまで成長したものだと、感嘆致しまして。

 さて、水面を走るボートは意外と涼しく気持ち良いもので、ハス群生地に入るとその香りがかすかに、そしてやわらかく吹いてくるのです。ハスの花は朝咲いて夕方にしぼむそうで、だいたいそれを4~5日繰り返し、風などで自然に受粉して、花の中にある台形の実が大きくなるのだと。わたくしが入場した午後には花が閉じており、無念でございました。が、花にはあまり興味が無い自分ですが、このハスの群生を見るのはマンザラ悪くもありません。

 ここのハスは「古代大ハス」といわれるもので、もとから沼に自生しておったもの。戦後の食糧難の時、ほとんど掘りおこされましたが、やがて自然に回復したそうです。このような「蓮まつり」を開くようになって、今年で7年目。このハスの根(レンコン)は、硬いので今では食べないそうです。それでも(食べられる)その実の方は、受付で売っていましたよ。




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©東北を行け0708 , 17rw , Update:2024/09/17