東北を行け
観光突進レポート

観光Top山形の観光

山大前・やまとや食堂

(米沢ラーメン)
〒992-0038 山形県米沢市城南3-3-33 TEL.0238-23-3012
中華そば 650円、駐車場あり(25台)

 9月、山大工学部(米沢市)の脇の広い通りにある、米沢では有名なラーメン屋さん「やまとや食堂」にやって来ました。

 で、お昼少し前に突進してみると、既に学生と工事のオジサンで8割程、席が埋まっていて。と、店内は小さなテーブル席4セットと小上がり座敷2卓があるだけなので、休日には行列ができそうなのです。

 して、お客さんの様子をうかがっていると、どうやら、店に入ると真っ先に注文し、その後セルフサービスでコップ水を持ち、勝手に席に着くしきたりのようなんですね~。
 それから、シンプルに中華そばを頼んでみますと、出てきたラーメンは濃い色のスープに、でっかいチャーシューがドカンドカンと乗ったもの。で、ほじくると、チャーシューの陰にかくれて大きくて長いメンマがあり、そして米沢ラーメン共通と思えるような細ちぢれ麺が出て参りましたのです。

 さて、スープを飲んでみると、これがうまいのです。一般に米沢ラーメンは薄味のスープが多いですが、このラーメンは濃い味で。しかも独特なクセのあるしょうゆスープで、どこかで味わった風味だな~と思ったら、間違っているかもしれませんが白河ラーメンの「とら食堂」を思い出してしまい。それと、何やら食べ慣れない香りが時折プーンと漂い、見ると表面に牛脂らしき物が浮かんでいるようでして。

 あとは、チャーシューもメンマもスープもよろし。はい、米沢ラーメンに名店ありですな~。そして麺の量も多く、申し分あ~りません。‥でもマネージャーは、この牛脂の香りが嫌いなそうで、それ以外はステキだと。

メモ)
 2014年に、新装開店したそう。黄色いノレンをくぐると中は広くなって、テーブル席と小上がりを含めてなんと40席に。

 で、地元の濃いくち醤油をベースにした、牛脂とニンニクが際立つスープが特徴。それを〝かん水〟少なめの麺と合わせて、米沢ラーメンとは一線を画す、ちょっとこってり系ラーメンが出来上がり。塩中華もオススメよ~ん。

宿泊は米沢のホテル旅館一覧
©東北を行け0809 , 19rw , Update:2024/09/17