東北を行け
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出羽屋

(西川町のキノコ食堂)
〒990-0703 山形県西村山郡西川町向沢58 TEL.0237-74-2323
駐車場あり(50台)、月山山菜そば 1050円

 8月、よく晴れた夏の日、ミーン・ミン・ミン・ミィ~!の元気すぎるミンミン蝉の鳴き声を聞きながら、眩しい山形路を西へ。と、月山の里、西川町にある有名処の「山菜料理屋、出羽屋(でわや)」さんに、何だかたどり着きました。

 して、脇の広々駐車場から表に回ってみると、そこには何とも風情のある唐門屋根の玄関あり。そして、そこから少し離れた右隅に「そば処」の表示が見え、昼食時の一般客が自然にそちらへとを進めます。まあ、正面玄関から入っても、中は繋がっていて結局一緒ですけど~。
 して、中に入ると、テーブル席4つと小上がり座敷席が3つ程あり、なかなかゆったりした雰囲気。で、どのテーブルにも中央にガスコンロが置かれ、なんだか妙な感じにも。

 メニューを見ると、どれも山菜がメインで、蕎麦と麦切りと定食に分かれ、温かいのと冷たいのとが選べるようになっております。「山形=冷たい、もりそば・板そば」と固定化してしまった頭では、なかなか踏ん切りがつきませんが、ここでは温かいそばを頼むのが一般的なのです。と、知ったかぶりをしつつ温かい「月山山菜そば」を注文してみると「2人前~」とだけ奥に呼びかける声が聞こえて来て。やっぱり定番なんですね、この温かい「月山山菜そば」が。

 しばらくして出て来た山菜そばは、鍋に山盛りの山菜が入ったスープが先に運ばれ、先程のガスコンロへ乗せられ、着火でグツグツと煮立てられ。それをお椀に適当に移し、後に運ばれたそばを入れて召し上がれ~。いや、山菜のなかのキノコの種類と量の多いこと~。おそらく、一般的な山菜そば3杯分ぐらいある感じかと。んー、キノコ好きにはたまりませぬな~。また、スープもなかなか旨しです。

 ‥実は相棒のMGがキノコ嫌いで、私がワラビ嫌い。分担したのはいいけれど、キノコがすこぶる多過ぎて、天国から地獄へ。

 え~と、蕎麦の方は、山形の町の中の一般そば屋さんが出すような(申し訳ありませんが)そんな蕎麦のように感じました。そうですな、つけ麺風に食べると蕎麦の強い香りとキノコの香りが喧嘩する感があるので、お椀に山菜そばを作るイメージで蕎麦を浸し、幾分そばの香りを和らげ、それからすするとよろしいかと。



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©東北を行け1308 , 17rw , Update:2024/09/17