羽黒山・出羽三山神社
/ 観光旅行 / 山形県山形県鶴岡市羽黒町手向羽黒山33番地 TEL.0235-62-2355
出羽三山参りと伊勢参り再興へ山形と三重連携
出羽三山参りは「東の奥参り」とも呼ばれ、鶴岡市の出羽三山を詣でる。三重県伊勢市の伊勢神宮を参拝する伊勢参りと双璧。県によると、江戸時代は両方を訪れることが重要な人生儀礼とされ、行き来は盛んだったという。
蜂子皇子尊像の公開延長 出羽三山神社、10月末まで
出羽三山神社(鶴岡市)は、出羽三山の開祖とされる蜂子皇子(はちこのおうじ)尊像の一般公開を10月末まで延長する。4月29日~9月30日の予定だったが、8月末までの参拝者が12万人を超えて客足が絶えず、要望を受けて期間延長を決めた。団体はその後も予約制として11月下旬まで受け入れる。
一般公開は初めてで、同神社は今年限りとしている。3日も平日ながら首都圏などからの団体客が次々と訪れ、尊像が安置されている蜂子神社前に列を作っていた。公開時間は午前8時半~午後5時。参拝にはおはらい料500円が必要。問い合わせは同神社0235(62)2355。
蜂子皇子はちこのおうじの御尊像がはじめて公開
山形県の中央にそびえる月山、羽黒山、湯殿山からなる、出羽三山。雪が解け開山となる春から夏にかけては、山形県内外から特に多くの参拝客が訪れています。午歳である今年(平成26年)は、羽黒山の御縁年にあたりますが、その御縁年の特別企画として、出羽三山の開祖である蜂子皇子はちこのおうじの御尊像がはじめて公開されることになりました。
平成26年4月29日(火)~9月30日(火)
羽黒山杉並木がミシュランガイドの三つ星に選ばれる
羽黒山の杉並木は、随神門から国宝・五重塔を通り山頂まで続く表参道(約1・7キロ)の両側に樹齢350―500年を数える約400本が立ち並ぶ。国の特別天然記念物にも指定されている。
羽黒の精進料理、パリ出展延期 原発事故余波で秋以降に
精進料理で知られる羽黒山の宿所・斎館(さいかん)では、羽黒山杉並木がミシュランガイドの三つ星に選ばれたこともあり、ここ数年外国人客が増えていたが、震災後は100%キャンセル状態という。パリに派遣される予定の料理長は「準備をし直し、パリの人に羽黒山は安全だとアピールしていきたい」と話している。
出羽三山の精進料理パリへ
食の都・パリで出羽三山の精進料理を―。来年5月に国際交流基金(東京都新宿区)がパリ日本文化会館(フランス・パリ)で実施する食文化デモンストレーション事業で、鶴岡市の羽黒町観光協会(宮野直生会長)が応募した「出羽三山の精進料理と鶴岡市、山伏等の紹介」が採択された。地元の関係者が渡仏し、精進料理を現地で実際に調理しながら出羽三山の歴史や文化とともに紹介する。
羽黒町観光協会では、各宿坊などで受け継がれてきた山の恵みや地元の旬の食材を使った精進料理とともに、現代に受け継がれる山岳修験、さらに出羽三山を抱える庄内・鶴岡の食や文化の紹介を提案。詳しい日程はまだ決まっていないが、同観光協会の職員や出羽三山神社の関係者、山伏など5人が渡仏し、ごま豆腐や月山筍、塩蔵の山菜類などを使った精進料理を振る舞う予定。
第10回羽黒山石段マラソン全国大会
開催日 2010年10月17日(日)
時間 午前8時~受付、午前10時~スタート
場所 鶴岡市羽黒地区 羽黒山
内容 山伏修行の里として知られる、羽黒山の石段を舞台にしたマラソン大会。石段を歩きながら杉並木・国宝五重塔などの文化財を巡る『石段ウォーキング』も同時開催。
○石段マラソン全国大会
平成22年10月17日(日)雨天決行
受付 午前8時~午前9時 羽黒学園総合体育館
開会式 午前9時~ 〃
スタート 午前10時~ 大鳥居
閉会式 正午~ 出羽三山歴史博物館講堂
■受付期間 平成22年7月26日~8月31日(当日消印有効)
※締切日以前でも定員に達した場合には申込みを締切ります。
■募集定員 300名(先着順)
■参加資格 年齢16歳以上、性別は問いません
■参加費 一人3,000円、高校生1,500円(参加賞の入浴券は付きません)
○ウォーキング
平成22年10月17日(日)雨天決行
受付 午前8時~午前8時30分 いでは文化記念館
開会式 午前8時30分~ 〃
閉会式 各部門終了後その場において解散とします
■受付期間 平成22年7月26日~8月31日(当日消印有効)
※締切日以前でも定員に達した場合には申込みを締め切ります。
■募集定員
(1)石段ウォーキングの部 50名(先着順)
随神門から山頂まで全長1,9km、2446段の石段を観光ガイドと共に国宝五重塔や山頂まで続く杉並木を見ながら歩きます。途中名物の「力餅」をご賞味ください。
(2)歴史の街 宿坊街を歩こうの部 50名(先着順)
歴史の街宿坊街をガイドと共に歩きながら散策します。普段見ることができない宿坊の中や、手向地域にある国重要文化財の黄金堂などの建造物を見ることができます。また途中、宿坊にて名物のゴマ豆腐をご賞味ください。
■参加資格 年齢、性別は問いません。
■参加費 一人1,000円
■参加申込方法
・大会事務局直接
平成22年8月31日(火)まで、払込取扱票にご記入の上、参加料を添え大会事務局までお申込み下さい。
出羽商工会 羽黒支所
羽黒山石段マラソン全国大会事務局
〒997-0141
山形県鶴岡市羽黒町荒川字前田元67-2
TEL/0235-62-4252
FAX/0235-62-4251
・郵便振替
平成22年7月26日(月)~8月31日(火)当日消印有効
※詳しくは下記の出羽商工会サイトをご覧下さい!
○門前大市を同日開催!
午前10時~午後2時30分
随神門前商店街及び羽黒山頂売店にて
特産品販売、スタンプラリー、商店の売り出し、丸皿の絵付け体験、その他イベントを開催します。
交通手段 鶴岡駅から車20分
関連URL ○出羽商工会
問合先 羽黒山石段マラソン全国大会実行委員会事務局
TEL 0235-62-4252
FAX 0235-62-4251
羽黒山で秋の峰入り始まる 162人が厳しい修行に励む
出羽三山に秋の訪れを告げる出羽三山神社の山伏修行「秋の峰入り」が26日、鶴岡市の羽黒山で始まった。9月1日まで羽黒山頂近くの吹越籠堂(ふきこしこもりどう)に寝泊まりし、厳しい修行に励む。
20~80歳の162人が修業している。手向地区の宿坊を正午すぎに出発した一行は、ほら貝を響かせながら宿坊街、随神門を通過。五重塔前などで祝詞を唱えながら、額に汗を光らせて一歩一歩踏み締めるように石段を登り、山頂を目指していた。期間中、山々を巡る「山駆け」などの荒行に挑む。
出羽三山神社・神職養成所が募集を休止
鶴岡市の出羽三山神社神職養成所が、本年度から新入生の募集を休止している。養成所を取り巻く状況の変化を受け、教育システムや受け入れ態勢を見直すためで、募集再開時期は「未定」。アマチュアカメラマンらから風物詩として親しまれてきた同養成所のみそぎも休止となるため、ファンからは惜しむ声も出ている。
同養成所は1962(昭和37)年開設。県内外からこれまで約200人が入所、卒業している。入所者は“全寮制”で神学や古典などの学習に取り組みながら修行に励む。当初は1年制で、卒業すると一般的な神社で宮司を務めることができる神社本庁の資格「権正階」が取得できた。80(55)年からは2年制となり、権正階より1つ上の位「正階」が取得できるようになった。卒業生のほとんどは地元に帰り神職に就いている。
入所できるのは原則的に神社の跡取りとなる人。83(58)年には初めて女性が入所したほか、近年は「スピリチュアリティー」(霊性、精神性)ブームなどの影響で神社の跡取りでない人からも神職を志す人が現れるようになった。神職志望というよりも、「修行がしたい」という理由で入所について問い合わせてくる人も少なからずおり、同神社は対応に苦慮していたという。
こうした状況の中、昨年度ただ1人だった入所生が中退したことや、本年度は偶然、入所希望者がいなかったことを契機に同神社は募集を休止。女性受け入れにも配慮した設備の整備や、卒業後即戦力として活躍できる人材の育成を目指した授業時間増といった教育課程見直しなどを検討している。ただ、従来通り神職志望者以外を受け入れる考えはないという。