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番餅(バンピン)
Content
重慶飯店の番餅
全国名物
神奈川
/
クチコミ
製造者:龍門商事㈱ 重慶飯店
神奈川県横浜市都筑区東山田4-43-17
品名
:番餅
原材料
:小豆、砂糖、小麦粉、クルミ、水飴、バター、鶏卵、菜種油、エバミルク、チーズ粉(大豆含む)、着色料(クチナシ、炭末)
賞味期限
:約3週間
番餅
(神奈川)
横浜のお土産を探していたところ、神奈川県指定銘菓(2009年)に選ばれたという、中華四川料理・重慶飯店の「番餅(バンピン)」というお菓子に出会った。見たところすこぶる重厚な姿で、いったい何なんだろうと思わせる不思議な逸品。しかも売り場には「お店の売上ナンバーワン商品」と、堂々と掲げられていた。
して、重慶飯店は「1959年に横浜中華街で唯一の四川料理店として開業した老舗」と、組合などのHPで紹介されている。ちなみに、横浜中華街には数多くの中華料理店があるが、なかでも老舗として一般に知られているのは、菜香、聘珍樓、大珍樓、であるそうな。‥んー、高いんだろうな~。
以前、この横浜中華街のとある店に入ってメニューを見たところ、どれもお高くて閉口したものだ。そこは自分の住むところの、町の中華屋さんとは違い、高級中華店だったのである。まあ、観光で来ると財布の紐も緩むものだし~。
さて、初めて見た番餅は、中に黒いあんがギッシリと詰まっていて、周りが黄色い生地で包まれ、上部面にはクルミがビッシリと乗せられていた。匂いをかいでみると、甘いお菓子の匂い。食べてみれば、おう、これは月餅の風味と食感であるな~。
この粘り気の無い不思議な黒あんは、小豆に黒ゴマを混ぜたふうなのだが、原材料をみると黒ゴマは無く、炭末という着色料が使われているよう。日本人の私は、なぜ小豆を黒色にするのか、一度聞いてみたい気がするが。あと、黄色い生地は、やわらかでしっとりしたタルトの風合いかな~。
まあ味の方は、見た目よりあっさりした感じであるが、言うまでもなく栄養満点、間違いなし。旨いことにも間違いなし。‥クルミと、かすかに香るミルクの風味から、
ままどおる
(福島)と
支倉焼
(宮城)などが記憶の底から浮かび上がってきたけど~。
©名物に旨いものあり
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, 24rw , Update:2024/10/15