東北な温泉
温泉突進レポート

やまゆり温泉ホテルブラン

(東成瀬村)
〒019-0803 秋田県雄勝郡東成瀬村椿川字柳沢39-7 TEL.0182-47-3104

入浴 400円
入浴、広間(有料、安い)、レストラン、宿泊
男女別(内湯1、サウナ1)
シャンプー・セッケンあり

 10月、横手から東の奥羽山脈を抜けて岩手側へ向かう国道(R392)沿い、焼石岳の秋田側山腹にあるジュネス栗駒スキー場と共にある「やまゆり温泉ホテルブラン」にやって参りました。まあそんなわけで、山の中にポツンとある感じの、とってもとっても静かな森の中の宿。スキーのオフシーズンの今は、野鳥のさえずりが時折、やさしく聞こえてくるぐらいでしてね~。またそれも、いいもんでがんす。
 ホテルロビーにて受付を済ませ2Fの浴場へ向かいますと、片面が窓の廊下の一角に男女別の浴場があり、赤と青に色分けされた暖簾がかかっておりました。

 そこをくぐり、ごく普通っぽい脱衣所から浴室へ入りましたら、だいたい三角型(扇型じゃ)の湯船が窓側にあり、その外には(スキー苦手な人が言うから)絶壁にも見えるスキー場のゲレンデが、そびえるように見えているのです。じっと見つめれば、スキー客が楽しむ冬の風景が目に浮かびますな~。

 お風呂は御影石で造られた大きなもので、そこへ無色透明なお湯がザザーッと注がれております。浸かってみましたら、かなりのヌルヌル度で、全国的にもトップクラスのアルカリ度が嘘ではないことが分かります。ま、申し訳ないですけど私の中での一番のアルカリ度は、今はなき「天使ランド」ですけどね。あとは湯温は少し熱いほどで、硫黄臭があり(画像では分かりにくくて残念ですが)とうとうと掛け流されておりました。まあ、なんですね~、来る価値ありの一級品のお湯に間違いありませぬ。

 気がつくとかなり汗をかいたらしく、湯上り後ポカリスエットを一本ゴクゴクと。かなり疲れましたでございます。そうそう、やはり人気があるようで、お客さんが多いこと~。休日には満員状態になるのでしょう。

泉質:単純硫黄温泉 低張性アルカリ性高温泉 源泉:やまゆり温泉 46.4℃ pH9.8

ナトリウム 119, 硫化水素 9.3(平成25年分析) 源泉かけ流し、国内第3位のアルカリ泉と謳う



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©東北な温泉1610 , Update:2024/09/17