東北な温泉
温泉突進レポート

新屋温泉

(平川市)
〒036-0121 青森県平川市新屋平野84-14 TEL.0172-44-8767

入浴 400円
入浴、休憩(別途料金)、無休
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケン無し


※2022年、休業中に

 10月、平川市の東の外れ、田畑の中の住宅街にある施設「新屋温泉」にやって来ました。で、前日宿泊した宿を出て、朝一にやって参りますと、先客のオジサンが二人ほど、生活入浴をしているところ。んー、こんな清々しい朝にひとっ風呂浴びたら、この上なし。家に帰ってビールをゴクンとやってバタンキュー。今日は終わり。

 と、来る途中、近くのリンゴジュース工場でリンゴの山を発見。青森に来て2日目、まだまだリンゴ風景には反応してしまいます。

 ちなみに、名前が同じな秋田の新屋温泉と、こんがらがりましてね~。
 さて、受付を済ませ浴場に突進しましたら、その脱衣所のガラス戸越しに浴室がハッキリと見え、そこには角が丸い長方形のタイル張りの湯船が横たわり、緑がかる白濁したお湯が、サワサワと溢れながら波立っておりました。うぉ~、こりゃいいぞ~。して、さっと脱衣しドボン。

 と、そのお湯から放たれたビニール系アブラ臭がツーンと鼻を突き、またその奥に硫黄系の甘い香りも控え、そして肌触りがツルンツルンする、アルカリ性の気持ちの良い温泉なんですね~。

 してそこは、湯船の真ん中の円柱からお湯がバシャンバシャンとチョロ間欠泉のように噴き出し、その景色と水音が心地よすぎ、朝やっと起きてきた私を、ポワ~ンとした遠い世界へと連れ去るのココロ~。いや、そのままあの世とやらへ行ってしまいそうなんです。

 しばらくして、ふと我に返ると、神の手(魔の手)に落ちる前に退散致します。

メモ)
 ここのご主人がテレビのインタビューで、次のように申されておりました。「お湯は初めは透明で、次第に白くなり、午後辺りに緑色になるんですよ~」と。

 どこだったかのエライ先生がテレビで語っておりましたが、白くなるのは硫黄系の成分のせいで、緑色になるのはタケイ酸が発する青色のせいなんだそうで。

泉質:含硫黄・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 低張性アルカリ性温泉 源泉:新屋温泉 41.6℃ pH8.5 300L/M

ナトリウム 295, 塩素 141, チオ硫酸 70.1, 硫酸 235, 炭酸水素 149, メタケイ酸 163, 遊離硫化水素 14.7(分析日:昭和59年)


宿泊は平川市ホテル一覧
©東北な温泉1010 , 19rw , Update:2024/09/17