東北な温泉
温泉突進レポート

気仙沼プラザホテル

(気仙沼温泉)


〒988-0014 宮城県気仙沼市柏崎1-1 TEL.0226-23-1313

入浴 800円
入浴、食事、宿泊
男女別(内湯1、露天1、サウナ1)
シャンプー・セッケンあり

宿泊部共用トイレが洗浄機付き

※震災前に伺いました。

 12月、気仙沼湾を望むちょっとした崖の上に建つ宿「気仙沼プラザホテル」にやって参りました。こちらは駐車場からも客室からも眺望がすこぶるよろしく、まるで気仙沼城(そんなのありません)の天守閣にでも居るかのようで、何だか殿様にもなった気分。

 と、ここは今年から温泉運用になり、隣の高台に建つ姉妹店の気仙沼ホテル観洋の温泉を使用しているようなんですね~。
(宿泊)
 で、時はチェックインしてすぐの午後3時、1階にある浴場に向ってみると、案の定、誰もおりませぬ~。でもしばらくすると、おじいちゃんが一人と、子供たち二人がやって来ましてね~。

 して、お風呂は内湯と露天風呂とがあり、どちらもちょっと殺風景な様相ですかな~。で、最初、縁から水面がかなり下がっているな~と思った内湯も、よく見たら、窓側にザッパザッパとお湯がオーバーフローしていて、なかなかいい感じに。まあでも、加熱していることからすると、完全な放流式ではないのかな~とも。

 さて無色透明なお湯は、カルシウムが多く少しキシキシしてすべらない肌触り。それで、たまたま口に入ったお湯は、強塩泉のかなりしょっぱいもので、またマグネシウムの苦い味を呈し、かすかに大地の匂いと、わずかな塩素の匂いのする温泉なのでありました。

 あと、露天風呂の方は隅の穴に吸い込ませるようにオーバーフローさせており、また塩素臭がかなりあり、気泡のせいかヌルッとする肌触りでして。まあそれでも、冬の露天風呂はとっても気持ちの良いもの。寒い空気の地獄に、温かいお湯の天国、これがたまりませぬ~。遠い空を見上げれば月も気持ち良さそうで、いつまでも浸かってしまう露天風呂なんであります。

泉質:ナトリウム-塩化物泉 高張性中性低温泉 源泉:気仙沼温泉 29.1℃ pH7.3

ナトリウム 5400, カリウム 118, マグネシウム 537, カルシウム 548, 塩素 10670, 硫酸 751 (分析:平成17年) 加水なし、加温あり、循環ろ過、塩素投入






 レストランでの食事は、コスパ的にかなり良く、どれも美味しく頂けました。流石に漁港の町、特に刺身は最高ですね~。え、何気にアワビも付いているではありませぬか~。

 んと、朝食はレストランのバイキングにて。なんだか若いお嬢さんの従業員が沢山いるな~と思っていたら、私の地獄耳が中国語をキャッチ。メガネを忘れたせいか、皆さん美人に見えたです~。

p.s.
 ホテルのすぐ下に「おさかな市場」という大きな直売所があり、そこへはホテルからエレベーターで下りて行けるようになっていました。チェックアウト時、そこでの抽選券を何気なく渡され、みなさんがそちらへと流れる算段に。わたくし的には、そこの食事処(海フード)にあった海鮮ラーメン1000円に興味をそそられて。
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©東北な温泉0912 , 19rw , Update:2024/09/17