久田旅館（東鳴子）：突進レポート

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久田旅館（東鳴子）地図 / クチコミ

	〒989-6711 宮城県大崎市鳴子温泉字久田67 TEL.0229-84-7639 入浴 500円入浴、宿泊男女別（内湯１、露天風呂１）シャンプー・セッケンあり

　３月、東鳴子温泉の川向こうの北側の対岸、道行く人もほとんどいない一本道沿いにある「久田旅館（きゅうでん・りょかん）」にやって来ました。その幹線道路からヒョイと短い坂道を上ると、そこには黄色いアパート風の建物と、奥に旅館らしい玄関が現れ「おう、ここか」と突進～。

　今日は晴天なんですけど、春嵐の強風吹きすさみ、行く先を邪魔するかのように飛んでくる色んなモノを避けながら、やんややんやと久々の温泉へと参じましてね～。

　中に入り、難なく受付を済ませ、同階にある浴場へ。むほっ、どうやら明日から100円上がるもよう（4/1消費税8%の日）、なんだか100円拾ったような、嬉しいようなどうでもよいような。建物は最近改装したらしく、大体が新しくて良い感じですの～。うぉ、奥の浴場前には休み処もありますぞ。

　さて、浴場に入りますと、そこは北側ながら角部屋の２面がガラス張りの明るい浴室で、窓際には長方形の浴槽があり、褐色に色付く透明なお湯が程良く注がれ、シャバシャバと一ヶ所の切り込みからオーバーフローしています。で、わずかにこげビニール臭のあるお湯は、浸かってみると炭酸水素の作用でツルンヌルンとする肌触りを呈し、またキレイなお湯で、気持ち良く浸かれるお風呂でございます。またここは中性のお湯なので、純粋な炭酸水素だけの、ツルンとする感触が味わえるんですよね～。

　お湯はだいたい調度良い温度なんですが、スイッチがあれば、もう一度くらい上げたいな～、なんて思った湯上り後、MＧが「熱くてたまらんかった。しかも、加水の蛇口が無くて～」と、訴えてきてあぜん。ふ～ん。

　次に、外の露天風呂に出てみると、そこの小さな湯船には、今、注水を始めたばかりらしく、湯船の底にお湯が少しあるだけなのです。しかも、投入湯量がチョロチョロで、いつ溜まるのか全然予想がつきません。いやそのお湯が、薬っぽい匂いでやや白く濁り「ん～、どうしよう」とためらうような、すんごいお湯に見えたんですよね～。

　いやー、自分は内湯だけでも大変満足。温泉らしい温泉、誰もいない大浴場を独り占め。はい、これが鳴子の醍醐味なんです。

①露天風呂 > 泉質：含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉　低張性中性高温泉　源泉：久田１号泉　68.6℃　pH7.4
成分など

ナトリウム 914, 塩素 788, 硫化水素 2.3, チオ硫酸 0.5, 硫酸 106, 炭酸水素 1164, メタケイ酸 108, 遊離二酸化炭素 315, 総ヒ素 0.6（分析：平成２０年）　加水あり

②内湯 > 泉質：ナトリウム-炭酸水素塩泉　低張性中性高温泉　源泉：久田２号泉　57.5℃　pH7.2
成分など

ナトリウム 276, 炭酸水素 760, メタケイ酸 237, 遊離二酸化炭素 102, 遊離硫化水素 1.1, 総ヒ素 0.6（分析：平成２０年）　加水あり

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