東北な温泉
温泉突進レポート

陶芸の里ゆ~らんど

(切込温泉)


〒981-4401 宮城県加美郡加美町宮崎字切込3-2 TEL.0229-69-6800

入浴 600円
入浴、休憩(広間無料、個室別途料金)、レストラン、温水プール、宿泊
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンあり

 5月、とかく忘れ去られやすい県境の町、宮崎町(現・加美町宮崎)にある日帰り温泉「陶芸の里ゆ~らんど」にやって参りました。‥二度目でございます。

 平日、周りの付帯施設などは閑散としているのですが、温泉施設だけは地元のお年寄りでいっぱいで、毎日が寄り合い状態になっておりましての~。午前中に来てはみたものの、広間はもういっぱいで、とても若者(よそ者)の入る隙間はございませぬ。というわけで、誰が意図したわけでもなく、自然に「老人憩いの家」が出来上がっておりましたのです。
 受付を済ませ、奥の浴場へ。ふむ、前回来た時と施設の変化はないようですが、お~っと、お湯の色が無色透明に変わっているではありませんか。「あれー、こんなんだったかな~」と思いながら入浴してみると、まあまあ温泉の雰囲気が感じられる意外と良い湯です。そうですね~、温泉の匂いと塩素の匂いが混じったお湯で、肌触りが(気泡のせいか)ちょっとヌルッとする、そんな温泉でございました。

 残念なのは、お湯の水面が湯船の縁から3cmほど低いところ。それで、ザブーンと入ってもお湯のオーバーフローがなく、ガンコに留まり、水面のよごれが流れ出て行きませんで。せめて縁から1cmくらいにして、ザブンと入ったらササーッと流れ出して欲しいもの。‥して、女湯の方は何があったのか、もうイヤじゃ、とMGが申しておりましてね~。

 入浴後、廊下を歩いていたら「只今、ポンプの故障によりプール用の源泉を使用し、薄い温泉で運用しています」みたいな張り紙が。あ゛~! まあ、そのうち直るのでしょうけど。

 その夜、塩化物泉のせいか夜中に暑くて目が覚め、布団をかければ暑いし、取れば寒いという、温泉宿に泊まったときによくある状態に陥ってしまいました。それと塩素消毒のせいか手がツルツルに。

泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 等張性中性高温泉 源泉:切込温泉 60.2℃ pH7.3

ナトリウム 2285, カルシウム 596, 塩素 4042, 硫酸 1051 分析:平成3年(こんなに硫酸イオンが多くても硫酸塩泉にはならないのですね~)



旧レポート陶芸の里ゆ~らんど2002

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