東北な温泉
温泉突進レポート

名号湯・大湯(青根温泉)

〒989-0908 宮城県柴田郡川崎町青根温泉4-6 TEL.090-6628-4126

入浴 貸切専用 900円
入浴のみ
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンなし

標高:約600m

※2006/3月閉鎖、新浴場:じゃっぽの湯へ移行
※2020/7月、名号湯が復活、現在は貸し切り運用で、予約はネットのみ。

 4月、宮城蔵王の山腹にあるひなびた温泉地、青根温泉へ。と、そこには大湯と名号湯の2つの共同浴場がありまして、そんなら行ってみようかな~と。で、地図(写真)の現在地が無料駐車場になっていたので、ここに車を止めて歩いて突撃。あと、浴場にはトイレが無いので、ここで済ませて行きましょう。

 それで、青根温泉は同じ源泉を、すべての旅館と2つの共同浴場に分配しており、別々に書くのもなんだな~と、2つの浴場を同じページに載せておきましたです。
名号湯(みょうごうゆ)」

 まず最初は、裏通りにある、名号湯へ。と、殆ど全てのお店で入浴券が売られており、それを浴場入り口の箱に入れてから入場致します。

 するとそこは脱衣場が狭く、また入り口のドアを開けると道路からそのまま見えるという寸法なので、見られたくないという人は気をつけないと。それと、脱衣場は反対側にもありましたが、入浴券を入れる箱が無いので、そちらは地元の人用なのでしょうか。

 さて、小さな浴室いっぱいに造られた湯船には、とうとうとお湯が注がれ、サヤサヤと掛け流されており。で、浸かってみると、ちょっと熱めで、無色透明で匂いのないさっぱりとした、でも温泉らしい、とても気持ちの良いお湯でした。んー、この小さな湯船が良いですね~。湯量と鮮度的に。

 あと、洗い場がとても狭くて、近代的ではありませんが、いちおうキレイになっていて気持ちよくは過ごせます。そして、水道蛇口からトイがお風呂に渡されているのは、これで「うめなさい」ということなんでしょうな~。

泉質:単純温泉 低張性弱アルカリ性高温泉 52.0℃ pH7.5



大湯」<閉鎖> 、このurl

 次は、名号湯から歩いて3分くらいの国道沿いの角にある、大湯へ。まあ、こちらの方が分かりやすい場所にあるので、ちょっと有名ですね~。

 そして、浴室に入ってビックリ。そう、男女の入り口と脱衣所は別々なんですが、浴室は真ん中の低いブロック塀で仕切ってあるだけで、立つと女湯がほぼ見え見えなのです。まあ、湯船に浸かっていれば頭が見える程度ですが、洗い場に上がると本当に丸見えで。しかも、窓が透明のガラスなもので、外(隣家)からも〝いやおうなし〟に御覧くださいみたいな。

 えーと、お湯は同じ源泉ですが、名号湯とは少し違う雰囲気に。で、それはちょっと肌ざわりがスベスベする感触というか。それはたぶん、ドボドボと勢いよく注ぐお湯が、気泡を含んだせいなのだと。あと、注ぎ口のお湯は熱く、でも湯船の温度は丁度良いくらいでした。

 湯上り後、大湯の隣にある「不望閣」という宿で昼食を。そこには蕎麦のノボリが立っていたので誘われるように。

 で、マネージャーが「かもそば1200円」、私は「正宗そば(キジ肉や山菜などがたっぷり)1200円」を。ん~、意外と観光地はお高いんです。

 写真(最後)は、敷地内にある伊達政宗ゆかりの桃山様式の古い建物。ここに宿泊すると中を案内してくれるそうですぞ~。

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©東北な温泉0204 , 19rw , Update:2024/09/17