東北な温泉
温泉突進レポート

老人福祉センター柏陵荘

〒990-1121 山形県西村山郡大江町大字藤田270-3 TEL.0237-62-4096

入浴 250円
入浴、休憩(別途料金)
男女別(内湯3)
シャンプーなし、セッケンあり


※2021.03、閉鎖となったもよう

 3月、山形市の西部、最上川に沿って山間地を走る国道287号線沿いの〝道の駅おおえ〟へ。と、そこから脇道を下ったすぐの平屋の建物「老人福祉センター柏陵荘」にやって来ました。そうそう、そこには看板も何もなくて、初めてだと分からないかも。どうして分かったかって? そりゃ現地の方に聞きましたのです。

 で、中に入ってみると、その名の通り、沢山のお年寄りでいっぱい。平日に私のような、老人でもないよそ者が入って行くと、とっても違和感がありましてね~。
 そんなもんで、〝いぶかし〟の目で見られながら受付を済ませ、浴場へ。と、ここには2つの源泉があり、その片方が重曹泉の左巻温泉で、どうも今年3月でやめてしまうよう。で、そのお風呂に浸かってみると、源泉温度が低いので循環加熱させており、んー、やっぱり無くても良いかも~と。

 次、今後も続くメインの内湯は、下隣りにあるテルメ柏陵と同じ源泉のはずですが、なんか違う感じも。まあ場所が高い位置にあるせいか、テルメ柏陵とは違って、濁りの無い透き通った黒色のお湯で。また、アブラ系と食塩系と鉄系の匂いがあり、肌をこするとツルンツルンとする、熱いお湯なのでありました。

 それと、お風呂の中を動き回ってみたら、湯船の底には黒い湯ノ花が沈殿しており、誰も踏んでいないところを踏むと、足の裏が真っ黒になり、洗っても簡単に落ちなくて。いやー、なかなか強烈~。

 あとは、内湯の先のドアを開けた所も屋内なんですが、そこには簡易的な岩風呂が設けられてあり、浸かってみると、それはちょっとぬるめのお湯でして、あれ~。それから、その窓の外にはすぐに道路が通り、その先には最上川も見えておりましたよ~。

泉質:含硫黄・ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:大江1号源泉 49.4℃ pH8.1 掘削730m、自噴300L/m(ポンプの時670L/m)
※その後、内湯を新しくして、露天風呂も新設したようです。源泉も以下に。
源泉:大江3号源泉、含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉 高張性中性高温泉 60.6度 pH7.0 掘削自噴

ナトリウム 4445, カルシウム 2242, 塩素 11060, 硫化水素 9.6, 硫酸 202, 遊離硫化水素 10.9(分析:平成18年)


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©東北な温泉0303 , 18rw , Update:2024/09/17