東北な温泉
温泉突進レポート

秋保グランドホテル

(秋保温泉)


〒982-0241 宮城県仙台市太白区秋保町湯元字枇杷原12-2 TEL.022-397-3131

入浴 1500円
入浴、食事、広間(無料)、宿泊
男女別(内湯2、露天2、サウナ)
シャンプー・セッケンあり

 3月、秋保温泉のゴチャゴチャとした中心部を離れ、名取川を隔てた広々とした幹線道路沿いにある「秋保グランドホテル」にやって来ました。こちらは昨年、本館のお風呂を改装し、また日帰り入浴にも力を入れ、更に気持ちの良い広さの休憩広間や食事処も設けられ、なんとも快適に過ごせる施設になっております。
 雰囲気の良いロビーで受付を済ませ、キョロキョロしながら館内を歩き、ゆったり広間にて陣地を確保。

 お風呂は本館と別館(紅葉城)にそれぞれ大浴場がありますが、まず最初は本館(地下1F)のお風呂へ。と、そこは地下1Fですが、窓の外は磊々峡(らいらいきょう)と呼ばれる深い渓谷になっており、遊歩道なども見え、もはや地下ではなくて屋上の雰囲気、それはマンザラでもない景色なのです。

 そこの窓側にある大きな内湯は、窓に沿って少しカーブするように造られ、半分に仕切られた湯船は、熱い湯とぬるい湯とに分けられてあります。あと、外にある屋根付きの小さな半露天風呂は、岩から注がれるお湯と、温度調整のためか内湯からのオーバーフローのお湯が使われ、程良い湯温に。お湯は無色透明で、源泉自体には匂いが無く、肌触りは普通の中性の感触ですかね~。

 で、別館の大浴場は、戻って受付フロントの前を通り過ぎ、売店やレストラン、ゲームセンターを横目で見ながら行くと、その先の地下1F、かなり遠い所に。こちらは人気が無く(というか知らないのかもで)お客さんがおらず、とっても静かで、寂しいくらい。

 して、脱衣後、内湯に浸かってみると、こちらのお湯は先ほどとは違い、肌触りが分析表通りのスベスベする感触のお湯。露天風呂の方はお湯を溜めている最中で、浴槽の1/3くらいにしかなっておらず。そして源泉と水が同時に注がれていましたが、とても熱くて浸かるのは無理みたいなのです。

 それでも掛け湯をしてみたり、根性でああでもない、こうでもない、と体制を変えたりしながら寝湯を試み、他から見たら変人状態で頑張ってみたわけで。が、まだ肌寒い3月、根性にも限界がございましてね~。後からやってきたお客さんも、露天風呂に挑戦するものの、誰も私の記録(入浴時間)を敗れず、すぐに退散。それでも、この露天風呂が一番良いお湯に感じ。お湯が入れたてで鮮度が良いのでしょうね、おそらく。

泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 等張性弱アルカリ性高温泉 源泉:磊々の湯 72.6℃ pH7.6(塩素臭あり)

※2007.01 テレビCMで、新しい露天風呂ができたと。どうやら、別館の内湯と露天風呂が合体したもようです。


本館(露天&内湯)、別館(露天&内湯)の順
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©東北な温泉0303 , 18rw , Update:2024/09/17