東北な温泉
温泉突進レポート

安達屋旅館

(高湯温泉)
〒960-2261 福島県福島市町庭坂字高湯21 TEL.024-591-1155

入浴 800円
入浴、宿泊
男女別(内湯1、露天2)家族風呂
シャンプーあり、セッケンあり

 10月、高湯温泉の上部、公衆浴場”あったか湯”の向かいにある宿「安達屋旅館」にやって来ました。で、高湯温泉の宿は山の中に散らばってポツンポツンとあるのだろうと思いながら坂道を上って来ると、周りにも微妙な距離で別の旅館があったりして、高湯温泉はちゃんと一つの集落になっているのだな~と分かりましてね~。‥当時、ネット地図もございませんで。

 えーと、写真は〝あったか湯〟側から撮ったものですが、見てください、〝あったか湯〟側の車の数の多いこと~。
 さては、受付を済ませ、浴場へ。と、お風呂は1階(露天)と、2階(露天、内湯)とに分かれてあるようですが、1時間以内という事でしたので、今回は2階の方へと向います。

 で、2階の脱衣所で服を脱ぎ、その前にある内湯には入らず写真をパチリ。次に奥にあるドアを開け、その先の長い廊下を歩いて行くと、そこには川のような長~い露天風呂が、奥へ奥へと続いておりまして。

 へ~と思いながら更に進むと、突然、異様な物体が目前を横切り、うぉー。その脳内画像を反芻するように確認してみますと、それはなんと、どっかのオバチャマではございませんでしたか(?)。

 して、私が「うっ!」と唸りながら後ずさりすると、私の後ろに続いて歩いて来ていたらしいオジサンが何故か「うわぁー!」と叫びながら小走りに逃げ去って行って。「え、何、今の、どういうこと~」と少しパニックになりながらも勇気を出し、腰に巻いたタオルを締め直し、恐る恐る、そろりそろりと突進致しましたのです。

 と、私が来たのに気づき、そそくさとオバチャマは去って行きましたが、奥にいたもう一人のお婆ちゃんにいたっては、悠々と引き上げ。また、オッパイなんぞ隠すそぶりも、毛頭ござらぬのです~。‥んー、このようなオッパイは、実家のバアチャンで慣れているもので、ぜんぜん動揺はございませぬな~、は、は、は~。

 ふう‥、平静に戻ります。で、その露天風呂はとても大きなもので、打たせ湯や洞窟風呂などのアトラクションも設けられており、最奥部の大きな湯船には2本のお湯が注がれ、乳白色のお風呂に。して、お湯は少しぬるい温度で、青白く透き通り、白いツブツブ系の湯ノ花が大量に舞う、肌触りが少しスベスベする、濃厚な硫黄泉なのでありました。

 湯上がり後のMG談によると、女湯の方には東南アジア系で英語を話す二人組みのお客さんが、バスタオルを巻いたまま、お風呂に入っていたそうで、またカランにて体を洗う際にもタオルを巻いたままで、苦労していたそう。ということは、さっき小走りに逃げていったオジサンは、お連れの方のようなんですね~。‥納得~。

泉質:含硫黄・ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉 低張性酸性高温泉 源泉:湯花沢3番泉、5番泉、6番泉 42.9℃ pH2.8

ナトリウム 66, 塩素 49, 硫酸 544, メタケイ酸 158, 遊離硫化水素 6.0(分析:平成6年)



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©東北な温泉0310 , 18rw , Update:2024/09/17