そして、浴場から道を少し下がった所に券売機があり、そこで入浴券を買い、受付のお婆ちゃんに渡しての入場。で、受付は銭湯の番台のようになっていますが、セキュリティーのためなのか、お婆ちゃんが男湯の方を向いた形に座っており、なにか変な感じ、いや、服を脱ぎにくく‥。
さて、浴室には結構大きな湯船と、奥の格子の先に打たせ湯を兼ねた小さな湯船があり、大きな方には一筋、小さな方には二筋、木の樋からお湯が滝のように落とされていて‥。それと、脇の木箱(カラン代りか)にも、2本のお湯が注がれておりまするぞ~。して、お湯は白い湯ノ花が舞う白濁した硫黄泉で、ほど良い温度で掛け流される、鳴子では珍しい酸性泉なのです。と、これに浸かれば、うーん、なんにも言う事な~し。
それから、ふと天井を見上げれば、湯気がこもらないように風通しを良くしてある構造になっており、気がつけば、室内には清々しい空気が流れておりまする。はい、ここはずっと居たくなるような、とても落ち着ける、いい感じの浴場なのでございまするよ~。
泉質:含硫黄・ナトリウム・アルミニウム・カルシウム・含鉄-硫酸塩泉 低張性酸性高温泉 46.0℃ pH2.8 |
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