東北な温泉

早稲田桟敷湯2002


早稲田桟敷湯2002

(鳴子温泉)
鳴子温泉駅早稲田桟敷湯 - 施設の外観
早稲田桟敷湯 - 館内入口への通路早稲田桟敷湯 - 休憩所
〒989-6822 宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷124-1 TEL.0229-83-4751

入浴 550円
入浴、休憩(無料)
男女別(内湯1)貸切露天風呂1
シャンプー・セッケンなし


※新レポート:早稲田桟敷湯(2021)

 4月、鳴子温泉駅から歩いてすぐの、鳴子温泉のド真ん中辺り(とは言え裏道ですけど)にある共同浴場「早稲田桟敷湯(さじきゆ)」にやって参りました。

 ここは早稲田大学の学生が掘り当てたという温泉で、平成10年に今のきれいな建物になりました。来てみると、一瞬「なんだこりゃ」と思う黄色い施設で、入り口も狭い路地に入って行くような異空間の、いたずらっぽい建物なのです。まあ、駅から近いので鉄道旅行者にもお勧めの温泉ですね~。
 黄色い壁に迷い込むように中に入ると、ドアの先にはモダンな休憩所。そこから階段を下って行くと受付カウンター、そして左右に男女別の浴場が分かれてありました。はい、券売機システムで受付を済ませてGo~。

 ここは鳴子の風景からすると、異次元に迷い込んだ空気を醸し出しておりますが、館内はどこも新しくてキレイで、とても気持ち良いのです。更衣室の床は暖かく、冬でも寒くないように床暖房が施されてありますね。お客さんの構成をみると、老若男女の広い客層に支持されているようです。

 ‥誤解の無いように申し上げておきますが、写真に写っているお子さんは、私とは何の関係もありませんし、私でもありません。成人なら載せませんが、子供だからまあいいかな~と。苦情があれば消しまするよ!

 浴場に入ると、壁に立てかけるような構造の3本の木枠から熱いお湯が投入されていて、左の湯船が一番熱く、奥に行くに従って次第に下がっていくようになっておりました。またお湯は木枠から四方に溢れ出るように造られ、程よく拡散されて行きます。無色透明でわずかに硫黄臭のするお湯は、湯ノ花がたくさん舞う、温泉らしい温泉ですね~。

 お湯に浸かってしばらくすると、突然、轟音と共に滝のように大量のお湯が注がれ出したのです。元々豊富に注がれていたのに、それにも増して壊れたかのようにお湯が噴き出してくるのです。かなりビックリ(熱いのに、また足したなぁー)。んーと、入浴後もさっぱりしていて、気持ちの良いお湯でございましたよ。

泉質:ナトリウム-硫酸塩泉・塩化物泉 低張性中性高温泉 源泉:町有下地獄源泉 98.0℃ pH7.3

ナトリウム 358, 塩素 236, 硫酸 414, 炭酸水素 187, メタケイ酸 197, メタホウ酸 115(分析:平成7年)

早稲田桟敷湯 - 下足箱早稲田桟敷湯 - 脱衣所
早稲田桟敷湯 - 内湯
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©東北な温泉0204 , 17rw , Update:2024/02/03