東北な温泉
温泉突進レポート

飯豊山荘

(飯豊温泉)
〒999-1522 山形県西置賜郡小国町大字小玉川663-3 TEL.090-5234-5002

入浴 500円(冬季休業)
入浴、宿泊
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンあり

標高 約400m

 6月、山形と新潟の県境の飯豊連峰の山中にある、ほぼ一軒宿の秘湯「飯豊山荘(いいでさんそう)」にやって来ました。と、そこは想像していた朽ち果てた秘湯とは違い、木造の建物は比較的新しく、まあまあ悪くはございませんことよ~。また、その山荘のデザインがいい感じ。いや、でも、すぐに風雪にやられるのかも~。

 あと、そこは崖の上に建つ宿で、かなり下方に見える激流の峡谷から、「ザーッ」という激しい水音が聞こえて来ておりましてね~。んーと、山形県小国町はかなり広い面積(山形県総面積の7.9%で県内最大)を有し、どこまで行っても小国町。なかなか抜け出すことが出来ませんでした。
 さて、受付を済ませ、お風呂に向かってみます。

 するとその窓際に中くらいの大きさの湯船が設けられており、サヤサヤとお湯が程よく注がれ、掛け流されておりました。それで、湯船と床のタイルには、茶色い析出が大量にこびりついていて、え、なんだか今のお湯の感じとは違うんじゃな~いと。また、当初は湯船の全面から掛け流されていたようで、床の全面が茶色になっており。でも現在は、湯船が傾いてしまって、一ヶ所からのオーバーフローになっているんですけど~。

 して、お湯は透明で匂いも無いですが、よく見ると湯ノ花のせいか、ほんの少し茶色に色付いているようにも。また湯船の底には、鉄系の湯ノ花が沈殿しており、湯上り後に体を拭くと、案の定、タオルが茶色に染まってしまい。あとは、お湯の肌触りがキシキシと。

 んと、なんだかんだ語ってしまいましたが、ここのメインはやはり飯豊の山々。お風呂から眼下に見える渓谷も、周りの山々の景色も、サイコーでございました。はい、見とれてしまって、その写真忘れる。

泉質:カルシウム・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉 低張性中性高温泉 源泉:1号、2号、3号、4号混合泉 44.8℃ pH6.7

ナトリウム 257, カルシウム 184, 鉄Ⅱ 3.0, 塩素 307, 硫酸 305, 炭酸水素 407, メタケイ酸 75, 遊離二酸化炭素 136(遠くの源泉から引湯しているらしい)


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©東北な温泉0406 , 19rw , Update:2024/09/17