東北な温泉
温泉突進レポート

日中温泉・ゆもとや

(喜多方市)


〒966-0101 福島県喜多方市熱塩加納町熱塩字大畑29 TEL.0241-36-2266

入浴 800円
入浴、宿泊
男女別(内湯1、露天風呂2)
シャンプー・セッケンあり

 11月、喜多方市の北部、大きな日中ダムの真下にある宿「日中温泉 ゆもとや」にやって参りました。で、国道(R121)から施設へ向って脇道に入ると、そこは冬季のためか荒れ地が広がるだけで何も無く、この先はダムの壁があるだけなんじゃないと思わせる景色。でもまあ、そんなことは無いだろうと信じて更に進んでみれば、そのダムの根元に、ちゃんと宿の建物が見えてきたんです。

 ここへ来る道中、会津のアチコチには、成りすぎとも思えるほど、いっぱい実を付けた柿の木がたくさんあり、それがまるで花のようなんでございましてね~。
 さて、館内に入り、日帰り入浴に慣れていない様子の受付を済ませ、浴場へ。で、その奥にあるお風呂へ向かってみれば、そこにはさら湯(たぶん)の内湯と、窓の外に沸かし湯の四角い湯船、その先に源泉掛け流しと思える大きな樽の「はは~!」とひれ伏したくもなる、見事な露天風呂が設けられてありました。

 して、他のお風呂は無視し、迷いもなくその大きな樽に飛び込んでみますと、それが湯量も豊富で流れがあり、とても気持ち良く、すこぶる満足するお風呂なんでございます。とぉ~、サイコーです。

 で、浸かってみると、お湯は少しぬるめながら、緑色まじりで茶色く濁り、また鉄の匂いを呈し、肌をこすると何故かキシキシと引っ掛かりのある温泉で。んと、この分析表からはこの肌触りを導き出せない、なんとも難しい・珍しいお湯なんザマス。あと、このお湯の感じは、秋田の妙の湯を連想してしまいますね~。

 んー、こんな所に、こんな素晴らしい温泉があるとは思いませんでした。まあ強いて難点を言えば、温度が低いところか。あと、女湯の樽風呂には表面に油膜があり、底には赤茶の沈殿物が少しあったそうです。

泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 低張性中性温泉 源泉:日中温泉 40.5℃ pH6.2 130L/M 動力

ナトリウム 1285, カルシウム 285, 塩素 1666, 硫酸 509, 炭酸水素 1213, 遊離二酸化炭素 591



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©東北な温泉0411 , 19rw , Update:2024/09/17