東北な温泉
温泉突進レポート

土湯温泉・中之湯



〒960-2157 福島県福島市土湯温泉町字下ノ町5 TEL.024-563-3991

入浴 500円
入浴、休憩(広間など1時間以内)
男女別(内湯1、露天1)、貸切風呂4(別途料金)
シャンプー・セッケンなし

駐車場:画像参照

※2018.04 新築して再開

 8月、土湯温泉の公衆浴場「中之湯」が建て替え直してリニューアルしたと知り、誰も来ていないだろう暑い夏の日、こそっとやって来てみたのです。するとそこは、以前の小さな公衆浴場とは違い、隣の廃業した旅館の敷地も飲み込んだ勢いで大きくなり、立派になっておりましてね~。

 いや、観光協会の前とその坂の上の方に「中之湯」の専用駐車場があるのですが、行ってみたら一つ空いているだけ。で、今日は平日、休日だったらもう空いていないと思われ。前に〝町に賑わいを作りたい〟と聞いたように思いますが、無理でしょう、この駐車場の数では、と思ってしまいますの~。
 して、券売機システムにて受付を済ませ、階下の浴場へ参ります。と、そこには男女別の浴場の他に貸切風呂も2つほどあるもよう。んで、迷いもなくいつものように男湯浴場に入ってみましたら、その内湯には2つの湯船があり、窓の外には露天風呂も設けられております。

 で、とりあえず浸かってみると、内湯の小さい方はビニール焦げ系アブラ臭を放ち、中性の感じの肌触りを呈し、ちょっぴり茶色っぽくも見える透明のお湯。そして、もう一つの大きい方と露天風呂のお湯は同じ源泉のようで、ちょっぴり粘土系~硫黄系の臭いがあり、ほんのり白っぽい感じもある透明のもので、やっぱり中性の肌触りに感じまして。

 それから、大きい方の内湯と露天風呂は、湯量は少ないですが、はっきりと掛け流しになっており、まあまあ、よろしいんじゃないかと。んと、2つある源泉は成分からして、どちらもヌルヌルする肌触りのはずですが、何故か中性のキシッとするものになっており。たぶん加水が多いのでしょうね~。でも、なぜか匂いの鮮度が良いのが不思議。

 あとはまあ、ただの四角い湯船が風情が無いとも。でもまあ、建物は木造り風でいい感じです。そうそう、家に帰ってパンフレットを見たら、あ、和室休憩所もあったんですね~。1H以内ですけど~。

 今日の暑い真夏の湯、一旦脱いだパンツとシャツ、もう履きたくありませんことよ~。

その1 > 泉質:単純温泉 低張性アルカリ性高温泉 源泉:土湯温泉2・16・17・18の混合泉 中継槽65.0℃ pH8.5

ナトリウム 112, 硫酸 126, メタケイ酸 158(分析:平成29年)


その2 > 泉質:炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉 源泉:不老・長寿の湯 湯口51.3℃ pH7.4

ナトリウム 297, 塩化物 132, 硫酸 173, 炭酸水素 628, メタケイ酸 124(分析:平成30年)



※過去レポート:中の湯2004


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©東北な温泉1808 , Update:2024/09/17