東北な温泉
温泉突進レポート

桝形屋旅館(姥湯温泉)



〒992-1303 山形県米沢市大沢姥湯1 TEL.0238-35-2633

入浴 600円(日帰りは露天風呂のみ)
入浴、休憩、宿泊
男女別(内湯1)、混浴露天1、女性専用露天1
シャンプー・セッケンなし

標高 約1,250m

 5月、福島と山形の県境付近、幹線国道(R13)の栗子峠から脇道に入り、山道を飽きるほどひたすら走った後に現れる宿「姥湯温泉(うばゆおんせん)」にやって参りました。

 で、道中、対向車に出会わない事と、熊が出ない事と、落石が無い事を祈りつつ突進し、やっとのことで途中の滑川温泉にたどり着き、ふ~。そこからフンドシをしめ直してドンドコと坂道を上ったら、ホトホトいやになった頃に大きな谷が出現し、その遠くに小さく姥湯温泉の建物が見えて来たのでした。ぐた~。
 と、そこは想像していたよりも荒涼とした風景で、まさに人々を圧倒する地獄の谷。その谷の下方の駐車場から、渓谷にかけた吊り橋を渡り、宿の方へ急な坂道を上って行きますと、すぐに女将さんが出てきたのです。で、受付を済ませ、裏山というか、渓谷の上流にある露天風呂へ。

 宿から奥の方に上って行きましたら、まず先に女湯があり、その奥に混浴の露天風呂が2つ、その上に湯畑がある配置。その荒涼とした景色の中にある豪快な岩風呂は、一見深そうで人を拒みそうな湯船ですが、底はコンクリートで整えられ、平らで丁度良い深さになっておりました。

 お湯はとてもきれいに白濁し、肌触りが何故かスベスベするもので、湯量も豊富に掛け流される、鮮度バツグンの硫黄泉なのです。(女湯は透明で細かい白い湯ノ花が舞っていたと)。‥まあ、混浴なので、それ目当てのお客さんもチラホラ。脇のバラック小屋風建物で、お着替えを。

 いや~、辺りの景色のグレート感。ここは王家の谷のような、何か神秘的なものを感じるパワースポットなんでございますのよ。

泉質:硫黄泉 低張性酸性高温泉 源泉:姥湯源泉 51.0℃ pH2.5 300L/M(自然湧出)

ナトリウム 27, アルミニウム 30, 鉄Ⅱ 22, 塩素 10, 硫化水素 55.9, 硫酸 524, 遊離硫化水素 4.5(分析:平成26年)



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©東北な温泉0405 , 17rw , Update:2024/09/17