東北な温泉
温泉突進レポート

常盤屋

(東根温泉)


〒999-3702 山形県東根市温泉町2-1-19 TEL.0237-42-1611

入浴 500円
入浴、宿泊
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンあり


※2009年、閉鎖したもよう

 10月、東根温泉の中心部に広い敷地を持つ老舗旅館「常盤屋」にやって参りました。館内に入ると、真正面に風情のある大きな中庭があり、その池の中には巨なる錦鯉が悠々と泳いでおり、それはとても優雅で、ついつい見入ってしまいましてね~。

 来る途中、国道48号線から東根方向に折れた道沿い(月山眺望ライン)には、きれいなコスモスが満開にたなびき、往来する人々に「こんちわ~」ぐらい言っているように私には思えましたのです。しかも、かなり長い距離に渡って咲かせているので、きっと育てるのに大変な労苦があったものだと。いや~、ご尽力頂いた東根市東郷地区のみなさま、ありがとうございます。感謝の気持ちも込めて、よってけポポラでおみやげを。
 もとい、受付後案内された奥の浴場に向ってみると、その年季の入った浴室は、なぜだかお城を模した造りで、そしてまた大きな湯船は大理石のしつらでありまして。

 で、お湯は石段をつたって下りるように演出され、その間に熱いお湯を冷まそうという仕組み。して、湯船には程よい量の熱い湯が注がれ、ほぼ全面からオーバーフローしており、とっても気持ち良さそうなんでございます。

 さて、浸かってみると、薄い茶褐色のお湯は、どうしてか分析表とは違い中性の肌触りで、匂いはなく、綿状の湯ノ花が舞っておりまして。それに浸かってみれば、とても気持ち良いのですが、この湯ノ花がゴミに見えてしまうのが、ちょっと惜しいところ。どうなんでしょう、ろ過した方が一般受けするんでしょうかね~。

 して、ふと気が付けば、窓の外には風にざわめく木立と、その下に見えるは見慣れたような渡り廊下。それと、浴室内にはお湯の流れる音がシャワシャワ。んー、なんだか落ちついてしまうお風呂なんですよね~、ここは~。

泉質:ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:東根温泉協同組合12号源泉 64.0℃ pH8.1

ナトリウム 347, 塩素 406, 硫酸 205, 炭酸水素 139(加水、半循環・掛け流し、塩素消毒あり)


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©東北な温泉0510 , 19rw , Update:2024/09/17