東北な温泉
温泉突進レポート

つるの湯

(中山平温泉)
〒969-6832 宮城県大崎市鳴子温泉星沼75-14 TEL.0229-87-2850

入浴、個室休憩
男女別(内湯1+?)
シャンプーなし、セッケンあり


※2018.01 休業中みたいです

 6月、中山平温泉の最奥部、あすか旅館よりも先、おそらく日帰り温泉営業と思われる「つるの湯」にやって来ました。もともとは旅館で営業していたようで、パンフレットには「龍乃湯旅館」と記載されていたんですよね~。

 で、前回、真冬に来た時は、すっぽりと雪に埋もれていて人の気配がありませんでしたが、夏前の今日はちゃんとお爺ちゃんと女将さんがいて、窓拭きなどに精を出しているところでした。
 作業をしているのを横目で見ながら受付に向ってみると、意外にも大旦那さん(お爺ちゃん)の方がやって来て応対して下さいまして。して、大旦那さんは、なかなか味のある人。そうですね~、ほんわかムードとでも言えばよいのでしょうか。ですが、お風呂の場所を教えてくれないもので「あっちですか?」と指差すと「うん、うん」とうなづくので、仕方なくあっちの方に向かったんですよね~。

 さて、浴室に入ってみると、何か雰囲気が変。何故かというと、水の音もなく、風の音のみが「ピューッ」と聞こえてくるのです。んで、そこへ一歩踏み出してみると、なぬ、中間がすだれになっていて、女湯が程よく見えるではありませぬか~。ありゃりゃ。

 で、お風呂には岩の上からほんの少しお湯が注がれていて、男湯から女湯の方にお湯が、亀よりものろいスピードで流れておりましてね~。ふ~んと思っていると、どういう訳かすぐにお湯が止まってしまい。今日は暑いので、わざわざ止めたのでしょうかね~。

 意気消沈した気持ちを立て直し、そのお風呂に浸かってみますと、お湯はヌルヌルする肌触りで、ほんの少しアブラ臭があり、思ったよりも案外良い湯なのです。でもお湯が止まったせいか、少しぬるくなってしまい。んー、これが湯量豊富に掛け流されていたら、お客さんが今よりも増えることは間違いなし。あとは、女湯との境をちゃんとして欲しいもの(反対する人もいるでしょうが)。

 その後、帰りに廊下を歩いていると、中庭の向こうの別の建物にも湯小屋らしき所が見えまして。パンフレットにもお風呂がもう一つ掲載されてあるので、たぶん、その湯小屋なのでしょう。受付の大旦那さんが居なくなっていたので、尋ねることができず、確認はしておりません。もしかして、最初に反対方向を指差していたら、そちらに入れたのでしょうか~。

泉質:単純温泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:龍の湯2号 70.1℃ pH8.3

炭酸水素 111, メタケイ酸 196


宿泊は中山平温泉ホテル一覧
©東北な温泉0506 , 18rw , Update:2024/09/17