東北な温泉
温泉突進レポート

瀬見温泉共同浴場2005



〒999-6211 山形県最上郡最上町大字大堀字瀬見 TEL.0233-42-2123

入浴と、ふかし湯のみ
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケン・カランもなし
トイレは外にあり


※新レポートは瀬見温泉共同浴場 せみの湯

 4月、瀬見温泉中心部の道幅の狭いゴチャゴチャした所に、公民館と一緒にある温泉「瀬見温泉共同浴場」にやって来ました。で、道を隔てた向かいには、神社と足湯と飲泉所があり、そこはなんだか風情を醸しだしているのです。

 で、浴場前にはカタカナで「フロ」と書かれた駐車スペースが2つあるのですが、これが軽自動車用としか思えない小さなスペースでして、普通車である私の流星号は、道にはみ出しながらの無理矢理駐車となってしまいましてね~。ヒンシュク~。
 して、板壁が張られた黒茶色の施設は一見ボロボロですが、なななんと、100円入れるとドアが自動的に開くというハイテクなシステムが備え付けられ、完全無人の自動化施設になっているのです。「ややっ!」と少し驚きながら、そのシステムをクリアし浴室に入ると、お風呂にはやっぱり誰もおらず、しーんと静まり返っておりましたのです。

 と、お風呂は小さな浴室にタイル張りの小さな内湯がある平凡な造りで、そこには無色透明のお湯が注がれ、掛け流されております。で、意味も無くせかされるように服を脱ぎ、掛け湯をしてみると、これが熱い、熱くてたまりませ~ん。そんで、床に転がっていた洗面器で湯もみをしてみたのですが、それでも熱さは変わらなく。仕方なく蛇口をひねって遠慮がちに水でうめても、少しするとまた熱くなってしまいましての~。で、入れば熱いが、出れば寒いを繰り返していると、次第になんだか寂しくもなり、家路へ。

 はい、お湯は少しスベスベする肌触りで、とってもさっぱりする、清涼感のあるもの。なにしろ熱いので、それだけが頭の中を専有する、そんな温泉でもありました。

 ‥そういえば、浴室の窓を開けてみると、ちょっとしたコンクリートの塀があり、その先に小国川、またその先に国道を流れる車が遠くに見える光景あり。あっ、そういえば、ここには〝ふかし湯〟もあったんだっけね~。

泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:町営1号源泉 69.3℃ pH7.8

ナトリウム 505, カルシウム 165, 塩素 565, 硫酸 649


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©東北な温泉0504 , 19rw , Update:2024/09/17