東北な温泉
温泉突進レポート

天神岬温泉・しおかぜ荘

(楢葉町)
〒979-0604 福島県双葉郡楢葉町大字北田字上ノ原27-29 TEL.0240-25-3113

入浴 700円
入浴、休憩(別途料金)、食事、宿泊
男女別(内湯1、露天風呂1、サウナ)
シャンプー・セッケンあり


※2015.09 大露天風呂を備えてリニューアル

 4月、Jヴィレッジから北へ数キロの地、海のそばの小高い所にある大きな複合施設「天神岬温泉しおかぜ荘」にやって来ました。そこは何しろ広い敷地なので、どこがどこだか分からなくなりそうですが、ちゃんと「日帰り温泉はこちら」の看板があったので、なんとか辿り着けましたのです。

 道中、福島県・浜通りの国道6号線は、なだらかな丘陵と緩やかなカーブが続く広い道で、車でとても走りやすく、また大きな町もないので渋滞もなく、仙台からはスムーズに来ることができました。その途中、原発の煙突にウォーと驚いたり、確かダッシュ村もこの近くだったのぉ~などと思い出しながら、ゆるりとやって来たのです。
 それから館内に入ると、こちらは靴ロッカーキーを受付に渡して脱衣所キーを受け取る、なんだか面倒な受付システム‥(いや、その後、あちこち回ってみたら、結構多いシステムでしてね~)。

 その浴場は2Fにあり、その入り口前には休み処とゲームコーナー等がある、いわば観光ホテル風の構成。で、お風呂には平日でもかなりのお客さんがいるようで、脱衣所のロッカーも満杯寸前でありました。

 さて、浴室に入ってみると、そこは湯煙がモウモウとし、ミストサウナ状態。見ると、真ん中にある丸い湯船が薬湯、窓側のツバサ状に広がった湯船が温泉で、ジャグジー等も付いておりますね~。

 そんで、最初に外の露天風呂に出てみると、何と、これがコーヒー色のお湯ではありませぬか~。こんな色のお湯を見るのは、東京の黒湯以来。浸かってみたら、それはコーティング系のツルツルする肌触りで、案外匂いのないもの。また注がれているお湯はちょっとぬるい源泉で、中で加熱循環しているようですが、それでも鮮度は悪くないと。あと、内湯の一つも、これと同じお湯になっておりました。

 まあ、お湯もいいですが、内湯も露天風呂も海が眺望でき、最高のロケーションでもあります。

泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 低張性弱アルカリ性低温泉 源泉:天神岬の湯 33.4℃ pH8.3 動力413L/M

ナトリウム 799, 塩素 1006, 炭酸水素 550(どのくらい掘ったのか興味津々)




レストラン岬

(サイクリングターミナル内) 、このurl
刺身定食 1000円

 受付のある1Fフロア奥にも食事処があり、ラーメン・そば・うどん等が食べられますが、やはり海の幸が食べたいと思い、別棟のレストランへ。と、そのお昼過ぎ、かなり広いレストランが満員状態になっており、案内されることもなく、なんとか空きを見つけて着席。

 〝マミーすいとん定食〟というお勧めのもの(サッカーのトルシエ監督由来)もあったのですが、おとなしく刺身定食を頼むと、新鮮なタイ、エビ、ホッキ貝、イカ、サケ、マグロがお皿に乗った定食が出て参りまして、とても満足致しました。ドリンク付きで1000円は、安いのじゃないでしょうか。
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©東北な温泉0504 , 18rw , Update:2024/09/17