東北な温泉
温泉突進レポート

深山荘高見屋

(蔵王温泉)


〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉54 TEL.023-694-9333

入浴 入浴券2枚
入浴、宿泊(内湯付、露天風呂付など多彩)
男女別(内湯2、露天1)、男女交代露天1、貸切露天1
シャンプー・セッケンあり

 10月、蔵王温泉の上部、共同浴場「上の湯」の上にある大きくてレトロな老舗の宿「深山荘高見屋」にやって参りました。で、宿の外塀のノレンをくぐると「いらっしゃいませ~」と着物のお嬢さんが誰かと間違えたのか、かけて来たのに驚き、「入浴だけですけど~」と尋ねるのがちょっと申し訳ないような気がしましてね~。んー、それにしても何故〝かけて来た〟のだったのでしょうか~。

 あ、そうそう、旅館の脇には温泉神社に登る階段があり、その灯篭にはトンチのきいた川柳がたくさん書かれていて、訪れる人々を楽しませておりました。‥内容はここには書けません。いや、書ける真面目な内容なんですけどね~。
 さて、館内に入ると、中も外観と同様にレトロ感いっぱいで、またそこは香を焚いているらしく良い香りがしておりましたのです。

 お風呂は1Fと2Fの2箇所にあり、1Fは古い木造の浴場で、今日の女湯は内湯の他に桶の露天風呂付き、男湯は内湯のみになっておりました。して、2Fの浴場は近代的な造りで、男女とも露天風呂付き、今日の男湯は大きな桶の露天風呂が付いておりますね~。

 と、1F内湯は脱衣所から湯船を見下ろすような構造になっており、ちょっと不思議な感じで階段を下りて、ザブンと。で、浸かってみると湯船の底から白い湯ノ花が舞い上がり、その白濁したお湯は、肌をこするとツルツルする肌触りの硫黄泉。あと、少し石油系の匂いもあるようで、蔵王温泉も源泉によって少しずつ微妙に違いがあるんだな~と、勉強になった次第でした。

 えーと、こちらは大浴場がデーンとある感じではなくて、小さなお風呂がたくさんあるしつら。あとは、中居さんの応対がとても丁寧で、かえって恐縮してしまうくらいでしてね~。‥あ、蔵王温泉内にグループ(高見屋)のホテルが他に3つもあるらしいですぞ~。

泉質:含鉄・硫黄・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 低張性酸性高温泉 源泉:高見屋源泉 42.8℃ pH1.3

ナトリウム 105, カルシウム 114, アルミニウム 334, 鉄 91, 塩素 918, 硫酸水素 4386, 硫酸 1424, メタケイ酸 163, 遊離二酸化炭素 882, 遊離硫化水素 24.5



1F内湯、2F内湯・露天の順
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©東北な温泉0510 , 19rw , Update:2024/09/17