東北な温泉
温泉突進レポート

すゞきや旅館

(鎌先温泉)
〒989-0231 宮城県白石市福岡蔵本字鎌先1-38 TEL.0224-26-3111

入浴 500円
入浴、休憩(広間・個室:別料金)、宿泊
男女別(内湯1、露天1)
シャンプー・セッケンあり

 3月、鎌先温泉の希少な平地、温泉街入り口の駐車場脇に〝いらっしゃいませ〟と構える宿「すずきや旅館」にやって来ました。えーと、鎌先温泉にはレトロな建物の旅館と、新しい建物の旅館がありますが、ここは新しい感じの建物の方ですね~。

 ここには過去に一度泊ったことがあり、当時あまり期待しないで来たことも手伝ってか料理やお風呂など、とても満足したことを覚えており。と、今日の昼間、誰もいないだろうと思って来たところ、結構なお客さんがおりまして、なかなか繁盛しておりましたのです。
 受付を済ませ、脇に置いてあったパンフレットをのぞきこむと、内湯と露天風呂があるもよう。して、2Fに2つある内湯のうち、一つは普通のお風呂ですが(上画像はその浴槽の半分のみ)、もう一つが当館ご自慢の豪奢な黄金風呂なのです。でも今日は女湯が黄金風呂になっており、入れなくてかなり残念。(2つめ画像、パンフレットの黄金風呂を掲載)。

 仕方なく、前回の記憶も残る4F屋上の露天風呂へ。おや、見るとこれがまた、年季の入った木の樽の湯船に、木目の年輪がデコボコに浮き出し、その良い感触のザラツキがなんとも結構なもので。この浴槽も、黄金風呂に負けず劣らず価値のあるものだと思いますね~。

 で、お湯は無色透明で匂いも無くサッパリしたもの。まあ、循環・加熱のようですが、まあそこそこ気持ち良く浸かれました。

 この静かな鎌先温泉の中、水音だけが響き渡り、午後のやわらかい日が差し込む露天風呂、もう癒されるしかありませんね~。と、その屋上露天風呂からは、隣りの、かの有名な一条旅館の湯治棟も見えており、仁王立ちにて、ほほう、と。

泉質:ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 低張性アルカリ性温泉 源泉:新鎌先温泉1号泉 30.4℃ pH8.7

ナトリウム 1253, カルシウム 194, 塩素 658, 硫酸 2142(硫酸イオンがビックリ) 加水があるのか(循環量が多いのか)、分析表のアルカリ度は感じられませんでした。




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©東北な温泉0603 , 18rw , Update:2024/09/17