東北な温泉
温泉突進レポート

女川温泉ゆぽっぽ

(女川町)


〒986-2261 宮城県牡鹿郡女川町女川浜字大原1-10 TEL.0225-50-2683

入浴 500円
入浴、休憩(広間無料)、売店
男女別(内湯1)、家族風呂あり
シャンプー・セッケンあり

駐車場30台(女川駅と共有)

※旧浴場女川温泉ゆぽっぽ2006

 7月、3.11大震災後、女川のかさ上げ地に新しく造り直したJR女川駅内の施設「女川温泉ゆぽっぽ」にやって来ました。駅から女川湾に向って小さいですがシャレた商店街が創設されており、昼頃にはたくさんのお客さんが訪れているようで(わたくしめが行きましたところ)ちょうど列車の時間なのか、皆さんが一斉にゾロゾロと駅へ向かう姿が。あ、以前と同じ、駅前に足湯がありましたよ。

 辺りには無料大駐車場がたくさんあり、どれがどこの駐車場なんだか分からずに、適当にその辺に止めて、あっちへ向ったのです。‥駅舎は最初、体育館かと思いましたが「女川駅」の表示があったので、それと分かった次第ざましょ。
 さて、女川駅舎の半分ほどを占める日帰り温泉施設に入ってみますと、一階が受付&売店になっており、2階が広間と浴室の構造。‥あと、外階段からその上の展望室にも行けるようですね。もとい、券売機システムで受付を済ませ、その先へ。あ(シャンプー・ボディーソープ持参でもらえるという)アトム通貨がもらえずガックシ。帰りに表に出てから知ったんですけども~。

 はい、浴室には小さいのと大きいのと2つの浴槽があり、熱めとぬるめの温度設定に(後にオフィシャルHPを見れば、丸い浴槽がさら湯、四角の浴槽が温泉とな)。こちらはプール系の業者が設計したと思われるような明るい洋風の空間で、壁には有名画家(千住博さん)の青色の涼しい鹿の絵が描かれてありましたのです。

 お湯は無色透明で、プールほどの塩素臭があり、分析表通りのアルカリ度が感じられず「え?」と。が、分析表をよく見て納得。強力なカルシウムがアルカリのヌルヌル度に反作用していたのですな~。あとはまあ、微妙にぎりぎりお湯がオーバーフローしているようではありますが、源泉温度が低いがゆえの循環加熱のお風呂であることには違いありません。

 ま、なんだかんだ申しましても、ここではとってもありがたい浴場でして、あって良かったとつくづく思える、そんな施設なんでございます。

泉質:カルシウム・ナトリウム-塩化物 低張性アルカリ性低温泉 源泉:女川温泉 27.3℃ pH8.8

ナトリウム 1337, カルシウム 1295, 塩素 4188(分析:平成25年) カルシウムが凄く多い


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©東北な温泉1607 , Update:2024/09/17