東北な温泉
温泉突進レポート

あつみ温泉共同浴場 下の湯

〒999-7204 山形県鶴岡市湯温海甲158 TEL.0235-43-3547

入浴 200円
入浴のみ
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンなし

 11月、あつみ温泉街の脇を流れる温海川の川下、その小さな路地にひっそりとある地元用らしい共同浴場「下の湯」にやって来ました。

 と、朝7時に起き、宿を出て温海川沿いをフラフラ歩いて行きますと、おや、朝市に出掛ける観光客の皆さんがソゾロ歩きをしておりますぞ~。で「ふ~ん」とそれを横目で見ながら浴場前に来てみましたら、む(?)、そこはそれらしいたたずまいではなく、集会場のような風情でしてね~。
 さて、入場してみましたら、早朝から数人のオジサン達が入浴しているところ。して、ここではほとんどの人が顔見知りのようで、みなさんが「お~」とか「よ~」とか、挨拶をかわすのです。私も何とかそれに溶け込もうと「あざ~す」とか、言葉にならない声を発し、仲間になったふりで応戦。‥おそらく、本人だけが溶け込んだつもり。

 して、お風呂は楕円の形をした、中くらいの大きさのもの。で、浴槽内の一部から熱いお湯が投入され、蛇口からはチョロチョロと水道水が注がれ、温度が保たれているよう。

 しかしながら、お湯に浸かってみると、これがたいそう熱く、カタツムリぐらいの動きでゆっくり浸かってはみたものの、しかめた顔が元に戻らずに。と、それに気付いたオジサンが「水でうめていいよ~」と勧めてくれ。で、しばらく我慢してみた私も、これでは体力を消耗し今日の活動に差し支えると考え、少し蛇口の水量を増やさせてもらいましたのです。

 んと、お湯は無色透明で匂いの無いサッパリしたもの。肌触りは中性の感触で、また湯ノ花も少し底の方にたまっておりまして。んと、飯坂温泉の鯖湖湯と似た感じではないでしょうか。勿論、掛け流しの(おそらく)気持ちのよい温泉だす~。

泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 低張性中性高温泉 源泉:5号、6号、7号源泉 63.5℃ pH7.3

ナトリウム 586, カルシウム 224, 塩素 893, 硫酸 424(平成10年12月分析)

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©東北な温泉0711 , 19rw , Update:2024/09/17