中に入り、券売機システムにて受付を済ませ、奥の浴室へ。ん? なんか、外観のレトロ感とは違い、館内は近代的というか‥。
してそこは、脱衣所と浴室が同一空間になっており、おそらくそれはセキュリティー面を考慮したものと。まあ、ちょっと違和感を覚えますが、その広い空間は天井が高いおかげか湯気が立ち込めることも無く、全体に気持ちの良い空気が流れておりまする。また、湯船や床の御影石が真新しく、きらびやかに光を反射し、すがすがしく‥。
さて、お湯に浸かってみますと、それは無色透明で匂いは無く、アルカリ性のスベスベする肌触りのもの。して、湯船の真ん中にある注ぎ口から、ジョバジョバと豊富に注がれ、掛け流されております。見てください、この湯量、ほんと贅沢なもんですな~。
と、熱いのでソロリソロリとゆっくりとした身のこなしで、なじもうとしていたところ、湯口から勢いよく注がれたあっついお湯が、次第に水面をつたわり、油断していたオヤジにいきなり襲いかかるではあ~りませぬか。ぎゃ、振り払っても、振り払っても、すぐに別働隊が来襲。さすがに源泉井戸に近いとあって、お湯の勢い強し。んー、湯量豊富な鯖湖湯は(我慢すれば)とっても気持ちの良い温泉なんですけどね~。
浴後、マネージャーに聞くと、女湯の方もかなり熱くて、とても入っていられない程だったそうなんです。そういえば女湯から出て来た人々が、皆、ゆでダコ状態で、何か苦笑いを浮かべているようにも思いましたのよ。
泉質:単純温泉 低張性アルカリ性高温泉 源泉:湯沢源泉 51.4℃ pH8.5
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