東北な温泉
温泉突進レポート

鯖湖湯

(飯坂温泉)


〒960-0201 福島県福島市飯坂町湯沢22 TEL.024-542-5223

入浴 200円
入浴のみ
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンなし

 10月、飯坂温泉のど真ん中に鎮座する、雰囲気のある外観の共同浴場「鯖湖湯(さばこゆ)」にやって来ました。で、浴場の脇には丸くて高い木造の塔が建てられてあり、何かと思えば、地下から汲み上げた温泉を一旦そこに貯め、重力で各旅館に分配する、貯水槽なのだそう。

 と、すぐ前には鯖湖神社(お湯かけ薬師如来を祀る)があり、たまたま今日は神社で催し物を行っていたもよう。で、湯上り後、ベンチでポケーッとそちらを眺めていたら、オバサンがやって来て「どうぞ」と差し出す〝お茶とリンゴと卵焼き〟をご馳走になり、が、自分はお賽銭をあげてなく、また拝んでもいなく、なんだか申し訳なく思いましてね~。
 中に入り、券売機システムにて受付を済ませ、奥の浴室へ。ん? なんか、外観のレトロ感とは違い、館内は近代的というか。

 してそこは、脱衣所と浴室が同一空間になっており、おそらくそれはセキュリティー面を考慮したものと。まあ、ちょっと違和感を覚えますが、その広い空間は天井が高いおかげか湯気が立ち込めることも無く、全体に気持ちの良い空気が流れております。また、湯船や床の御影石が真新しく、きらびやかに光を反射し、すがすがしく。

 さて、お湯に浸かってみますと、それは無色透明で匂いは無く、アルカリ性のスベスベする肌触りのもの。して、湯船の真ん中にある注ぎ口から、ジョバジョバと豊富に注がれ、掛け流されております。見てください、この湯量、ほんと贅沢なもんですな~。

 と、熱いのでソロリソロリとゆっくりとした身のこなしで、なじもうとしていたところ、湯口から勢いよく注がれたあっついお湯が、次第に水面をつたわり、油断していたオヤジにいきなり襲いかかるではあ~りませぬか。ぎゃ、振り払っても、振り払っても、すぐに別働隊が来襲。さすがに源泉井戸に近いとあって、お湯の勢い強し。んー、湯量豊富な鯖湖湯は(我慢すれば)とっても気持ちの良い温泉なんですけどね~。

 浴後、マネージャーに聞くと、女湯の方もかなり熱くて、とても入っていられない程だったそうなんです。そういえば女湯から出て来た人々が、皆、ゆでダコ状態で、何か苦笑いを浮かべているようにも思いましたのです。

泉質:単純温泉 低張性アルカリ性高温泉 源泉:湯沢源泉 51.4℃ pH8.5

ナトリウム 153, 硫酸 200



パルセいいざか / 地図このurl

 この鯖湖湯の駐車場にもなっている公共施設です。温泉街は一方通行が多いので、私の場合は西側の国道399バイパスの方から、ぐるっと回って「パルセいいざか」に駐車し、そこから歩いて鯖湖湯へ参ります。道も広いし面倒もありませんことよ~。

鯖湖湯駐車場 / 地図このurl
8:00~20:00まで(その他時間はパルセいいざか利用)

 最近できたと思われる鯖湖湯駐車場です。やはりここも「パルセいいざか」側から来た方が分かりやすいですね~。(一通なので注意)。
2009.01
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©東北な温泉0310 , 18rw , Update:2024/09/17