東北な温泉
温泉突進レポート

花咲か温泉ゆ~チェリー

(寒河江)


〒991-0041 山形県寒河江市大字寒河江字久保15 TEL.0237-83-1414

入浴 350円
入浴、休憩(有料広間、有料個室、展望テラス)、食事
男女別(内湯2、露天1、サウナ2)
シャンプー・セッケンあり

 4月、山形自動車道の寒河江S.A.スマートI.C.の真ん前に、新しくできた日帰り温泉「花咲か温泉ゆ~チェリー」にやって来ました。

 と、辺りはだだっ広い平地で、I.C.の周りには最上川ふるさと総合公園や産直センターなどが設けられ、全体が大きな複合公園のようになっているよう。あと、施設の裏手には最上川が悠々と流れ、それを眺めていると何ともいえない、ゆったりとした気分になりますのよ。
 して館内に入ると、そこには休み処のソファーや売店や食事処のある広い空間があり、その一角に浴場入口がありまして。広間は2Fにあり、追加料金を払わないと上がれないことになっています。

 で、浴場受付にはオジサンが待っておりまして、そこで料金を払って入浴カードをもらい、脇のゲートに差し込んで中に入ります。広間付き料金の人は3回ゲートを通過でき、1回入浴の人は自動でカードが没収されるシステム。

 さて、浴場に参りますと、こちらも広い空間で、何列か銭湯方式のようにある洗い場の先の窓際に、案外大きな浴槽があり、それはゆったりと横たわっており。

 で、その浴槽は2つに分かれていて、片方はかすかに白く濁った硫黄泉で、ドブンと浸かると硫黄の香りがふわっと漂う、かなり浴感のあるもの。またそれはカルシウムが多いせいか、肌をこするとグリップ(ひっかかる)します。して更こちらは塩分が多く、しかも硫黄泉ということで、お年寄りの体への負担を考え「3分以内の入浴」としているもよう。実際、私自身かなりの疲労感を覚え、ちょっとヤバイかも~と。

 あと、もう一つの茶褐色のお湯は、寒河江市民浴場と同じ源泉のようで、こちらは、ほんのわずかに石油系の香りがあり、少しスベスベする肌触りのお湯で。それから、外にある丸い露天風呂も、同じお湯のようですね~。

 こちらは3つのお風呂は、ともに湯量豊富な掛け流しの湯で、かなり良い温泉だと思います。しかも、こんな所に硫黄泉が湧くなんて、とっても不思議。また2種類ある個性的な源泉は「ひと風呂で2度おいしい」、そんな温泉なんですよね~。

泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 高張性中性高温泉 源泉:寒河江花咲か源泉 59.4℃ pH7.1

ナトリウム 5387, カリウム 164, マグネシウム 108, カルシウム 3490, 塩素 14060, 硫酸 419, 硫化水素 2.1, 遊離硫化水素 1.9(平成18年9月分析)なんじゃ、このカルシウムの量は‥


※もう一つの源泉は、新寒河江温泉


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©東北な温泉0704 , 18rw , Update:2024/09/17