東北な温泉
温泉突進レポート

男鹿ホテル

(男鹿温泉)


〒010-0687 秋田県男鹿市北浦湯本字草木原13-1 TEL.0185-33-3101

入浴 700円
入浴、宿泊
男女別(内湯1、露天1)
シャンプー・セッケンあり

 8月、男鹿温泉郷の真ん中辺り、老舗と思われる名の宿「男鹿ホテル」にやって来ました。

 で、広い駐車場に車を止めると、ボーイさん(でもオジサン)がやって来て荷物を運んでくれ、またフロントで受付を済ませると、スラリとした秋田美人のお嬢さんが私の重たい荷物を部屋まで運んで下さいます。して、山から下りて来た私は(実際今日は秋田の北方からやってきた)、そのサービスの良さに、ちょっぴり緊張してしまったんです。

 それで、ホテルの部屋(6/7階)はきれいで、そこからの景色がまた最高なんですじゃ。と、正面に見えるは日本海、北側にはうっそうとした樹海、あと、近くのホテルの露天風呂(男湯)などなどが見え、いつまでもそこから離れたくない、そんな眺望でありましてね~。
(宿泊)
 さてと、外界の観察にだいたい満足し、あとはお風呂へ。すると、フロントは2Fになっておりますがお風呂は1Fで。と、浴場には運良くオジサンが一人だけ、ええぞ~ええぞ~。でもすぐに団体さんがドヤドヤッと入って来まして、静かな浴場が一瞬でにぎやかな社交場になりましてさ~。

 んと、お風呂は内湯と露天風呂があり、どちらも見事な析出の付着した湯船で、またどちらも掛け流しの温泉ですぞ~。で、内湯はほんのり笹色づいた透明なもので、匂いの無い、ほんの少しツルッとする肌触りの、鮮度の良いお湯で。して露天風呂は源泉に近いのか、少し土色に濁り、分析表通りの中性の肌触りのお湯になっておりました。

 あとは、繰り返すようですが、湯船にこびりついた析出が本当に良い感じにでき上がっており、しかもツルッとした感触でゴツゴツ感が無いのです。こりゃたぶん、磨いたんですな~。それと、今の湯量だと析出が付くはずのない所にまで析出があるのが、ちょっと不思議、湯かけしているんですかね~。

泉質:ナトリウム-塩化物泉 低張性中性高温泉 源泉:男鹿ホテル温泉 52.3℃ pH6.4 自然湧出(500m先、地下約10~15m)

ナトリウム 1317, マグネシウム 95, カルシウム 233, 塩素 2145, 硫酸 219, 遊離二酸化炭素 361(分析:平成17年2月)






 和風ダイニング「洗心」プラン(男鹿名物磯焼付!)

 レストランでの食事は、名物の磯焼(石焼き)が付いたプランで、食事途中に中央のテーブルで磯焼(鯛、ネギ、豆腐、調味味噌、岩のり)の公開料理が始まり、みなさんがドヤドヤッと見に行く催し付きなのです。で、その後に配られた磯焼が、先程の豪快さに反して小さなおわん一杯だけでございまして、ちょっと拍子抜けとも。

 そして磯焼の味はと言いますと、誤解を招く表現かもしれませんが、高級カップ味噌汁に熱湯を入れて作り、それをフウフウしながら飲んだ時のような、鮮度の良いおいしい味噌汁に感じました。

 食事全般は普通においしく頂ける料理で、デザートにはなんと、あの「ババヘラアイス」も。そう、最近はこのように、なんでも付きのオールインワンの宿が増えてますね~。
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©東北な温泉0808 , 19rw , Update:2024/09/17