東北な温泉
温泉突進レポート

はな駒荘

(天童温泉)


〒994-0024 山形県天童市鎌田一丁目12番18号 TEL.023-616-6566

入浴 350円
入浴、休憩(個室:別途料金)
男女別(内湯1)、貸し切り2
シャンプー・セッケンあり(リンゴの香り)
2020年新設
※旧浴場)天童市民いこいの家・ふれあい荘

 11月、天童温泉に新しくできた「はな駒荘」にやって参りました。と、ここは2つの公共温泉(天童市民いこいの家・ふれあい荘、市老人保養センターかまた荘)が合併され一つになって、今年新たに造られたもの。

 来てみると、それは天童市の町の中の静かな所(公園の脇)に、ひっそりとたたずんでおります。場所は旧「ふれあい荘」と同じ所ですね~。ここは幹線国道13号のすぐそばなんですが、裏の裏にあり、地図がないとなかなか辿り着けない、そんな場所にあるのです。でも、今はスマホがあるから。(前回のレポも同じような事を書いていて凹むの巻)。
 さて中に入り、券売機システムにて受付を済ませ、奥の浴場へ。と、そこはどこもかしこもまだ真新しく、また綺麗に掃除してありますね~。なんか、宿のような名前なんですが、宿泊部門は無く、個室休憩所などがあるのみです。

 して、浴場に突進してみましたら、そこには長方形のタイル張りの湯船があり、それは機能的ではあるようですけれど、その半面、味気ない感じも。で、湯船はその中の1/3くらいの所で区切られ、湯温が熱いのと普通のとに分けられてあります。それで、何気なく小さい方に浸かってみましたら、これが自分にピッタリの温度で、あ~、極楽~。

 が、気が付けばそこには自分一人しか浸かっておらず、他のお客さん達は全員大きい方の湯船に。あれ~、と思いつつ辺りをキョロりますと、壁に湯温が表示してあり、自分の方が44℃で、皆さんの方が42℃と。あ゛、昔、熱過ぎるお湯に浸かっているお爺ちゃんのことを「ヤバイんじゃな~い!」みたいに憂慮しておりましたが、それが今の自分のことなのでありましてね~。いつの間にやら熱いお湯が好きになってしまっていて。

 え~と、お湯は無色透明で、新鮮なお湯の匂いと塩素臭があり、肌をこするとピタッとくっ付く、掛け流しの気持ちの良いお湯でございます。今時(コロナ禍)は塩素臭が安心の匂い。あと、湯口からのお湯の投入量は少ないよう。まあ、硫酸塩泉は温泉らしくない温泉ですけど、そこは鮮度よろしのシャングリラ。

p.s.
 洗い場が「入口脇」と「湯船の前」にあり、湯船から見えない「入口脇」には常連さんが陣取り、自分のような何も分からない新参者が「湯船の前」に。なんか「湯船の前」は、お湯に浸かったオジサンたちが洗い場を見る形で座っているので、ちょっとやりづらくありましてね~。

泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉 低張性中性高温泉 源泉:6号及び8号源泉合流貯湯槽 62.1℃ pH-

ナトリウム 330, カルシウム 210, 塩素 138, 硫酸 974(分析:平成28年)

宿泊は天童温泉ホテル旅館一覧
©東北な温泉2011 , Update:2024/09/17