東北な温泉
温泉突進レポート

飯田温泉

(山形市)
〒990-2332 山形県山形市飯田5-12-3 TEL.023-623-4758

入浴 300円
入浴、宿泊
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンあり
※2024年、閉鎖

 11月、山形市の南部、幹線国道(R13)からヒョイヒョイと2度ほど曲がった裏通りの、静かな住宅街にある宿「飯田温泉」にやって来ました。ここは辺りの住宅街と同じ2階建てで目立ちませぬが、屋根の上に飛び出た「飯田温泉」の看板が目印になり、難無くたどり着けたのです。

 で、中に入ってみると、そこはそれなりに年季の入った建物で、声をかけると奥から返事が聞こえ、お婆ちゃまが出てきて受付をして下さいました。
 して、玄関からすぐにある食堂脇の廊下を行くと、その先に男女別のノレンのかかる浴場がありました。と、誰もいないかな~と思ったら、スタスタと若者がどこからともなくやって来て、ササッと生活入浴をし、すぐに出て行ってしまって。いやその後も意外とお客さんがチラホラ来ておりまして、さすがに町の中の浴場、需要がちゃんとあるんでございましたのです。

 さて、お風呂は窓際に中くらいの大きさの内湯が1つあり、隅からお湯がとうとうと注がれ、掛け流されています。浸かってみると、それは笹色に少しだけ濁り、わずかに鉄の匂いがしております。で、肌をこすると、これが肌の表面をころがるように滑り、なんとも心地良いヌルヌルなのです。アルカリ性ではなく、炭酸水素か気泡が多いせいでそうなるのでしょう。(後日、経験を重ねた結果、これは第一浴の気泡のせいなんだと思われます)。

 あとは、注ぎ口ではヒモ状の湯ノ花が泳ぎ、湯船でも多少の湯ノ花の部品が見られました。男湯は丁度良い温度でしたが、女湯は熱かったそうなんです。

泉質:ナトリウム-硫酸塩泉 低張性弱アルカリ性高温泉 源泉:飯田第二温泉 46.0℃ pH7.9

ナトリウム 638, 塩素 113, フッ素 3.5, 硫酸 1064, 炭酸水素 196(分析:平成20年)


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©東北な温泉1111 , 18rw , Update:2024/09/17