このページの全ての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。
温泉突進レポート
温泉Top
山形の温泉
中屋別館・不動閣
(白布温泉)
地図
/
クチコミ
〒992-1472 山形県米沢市大字関町1514
TEL.0238-55-2121
入浴 700円
入浴、宿泊
男女別(内湯1、露天1)
シャンプー・セッケンあり
9月、山形の南、西吾妻の奥深い山の中、その白布温泉の入り口付近にある老舗の宿「中屋別館・不動閣」へとやって来ました。で、メイン道路から敷地内へ入ってみますと、そこは案外大きな施設で、何やらいっぱい建物があります。
ちなみにこの中屋旅館は、同じ白布温泉の
東屋旅館
と並ぶ1312年創業の全国屈指の古くからの宿。して、過去の大火によって名物の茅葺屋根の本館が消失し、現在はこの別館にて営業しているもよう。
そして、威厳のある玄関から中へ。と、そこにはタイムスリップしたかのような、鄙びた空気がぷわ~んと漂い、そこには玄関フロアなどはなく(おそらく本館にあったか)、廊下の奥のカウンターにて受付を。で、浴場は赤い絨毯を踏みしめ進んだ奥にあります。
さて、浴場は2か所に分かれており、廊下から下階に行くと露天風呂、上階に行くとオリンピック風呂がある構造。まあ、取り敢えず名物のオリンピック風呂へと行きましょうか。
聞くところによると、昔、東京オリンピックを記念して男性用18m、女性用15m、合計33mのお風呂を造りなさったとか。で、その男性用浴場では、浴室のドアがなぜか押しボタン式自動ドアになっており、あれ~。して中を見ると、ほほう、そりゃなるほど長し。いやこれが、普通の中浴場を5つぐらい繋げたくらいの、誰も思いつかない独特な湯船なんですな~。
で、お湯は無色透明で、注ぎ口付近では、ほんのかすかに硫黄の甘い香りが漂い、また結構な量のカス状の湯ノ花が舞う、ちゃんとした掛け流しの温泉です。そして、注ぎ口は窓側に取り付けられた長い配管からで、それは湯船の端から端まで通されており、30cm間隔ぐらいで開けられた極細の穴から「シャーッ」と。あと、オーバーフローする部分は、屋外のパイプからで。
と、それからしばらく湯に浸かり、屋外から聞こえる滝と渓谷のザーッという水音に埋もれれば、自分はどこかへ消えてしまったよう。うん、やっぱり温泉はいいもんだな~。
あと、露天風呂にも入ったMG氏が申しますには、露天風呂の方が硫黄臭が感じられ、またその竹筒の注ぎ口には、薄茶色の析出がたくさんこびり付いていたそう。
泉質:
含硫黄-カルシウム-硫酸塩泉
低張性中性高温泉
源泉
:白布1号源泉 57.6℃ pH7.3 自然湧出
成分など
カルシウム 275, 硫化水素 1.9, 硫酸 688, 炭酸水素 107, メタケイ酸 126, 遊離硫化水素 1.1(分析:平成14年)
※もう一つの分析表は白布1~3号の混合泉
脱衣所、2つ内湯、露天風呂の順
宿泊は
白布温泉ホテル一覧
©東北な温泉
14
09
, 19rw , Update:2024/09/17