東北な温泉
温泉突進レポート

大平ホテル/最上高湯 善七乃湯

(蔵王温泉)
〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉825 TEL.023-694-9422

入浴 入浴券2枚
入浴、宿泊
男(内湯1、露天1)、女(内湯1、露天2)、貸切露天1 シャンプー・セッケンあり

※2018.03 大平ホテル → 最上高湯 善七乃湯 に変更

 8月、傾斜地にある蔵王温泉街の上部、蔵王大露天風呂の少し下辺りにある宿「大平ホテル」にやって参りました。ここには昔、スキーに来て泊まったことがあり、静かなホテルのイメージだったことを覚えています。

 で、今回来てみると、あれ、ワンちゃんマークがあちこちに張られていて、ひねくれた視点で見ると、まるで幼稚園と間違えそうな。そう、お察しの通り、ワンちゃんも泊まれるホテルに変身していたからなのでありますね~。
 して、何故か階段を上がった二階にあるフロントにて受付を済ませ、浴場へ。んー、それがお風呂の運用がちょっとややっこしく、注意して説明を聞いても、トンチンカン‥(真面目に説明すると、無理がある。適当でよいのかも~)。

 まあそれで、先程の案内と自分の現場検証を総合してみますと、同階にある男女別浴場には、それぞれさら湯の内湯と硫黄泉の露天風呂が設けられてあり、それに女性専用露天風呂(前述の女湯に接続)と、貸切り露天風呂があるもよう。実際、お風呂を見てみると男性の場合は貸切風呂が一番良さそうだったので、そのお風呂に入ることに致しました。

 さて、なかなか良い景色の林の中に造られた露天風呂には、かすかに乳白色に色付く透き通った硫黄泉が注がれ、湯船の中では白い粉状の湯ノ花が舞っているのが分かりまして。で、勿論、それは掛け流しのお湯で、肌触りはへばりつくような酸性の感触に。そしてまた、甘い匂いの硫黄臭の中に、金属系の複雑な匂いも隠れているようにも。

 あ、そうそう、分析表を見てください。ここは蔵王温泉はもちろん、東北中でも珍しい、二酸化炭素泉なんですよ~。

 あとはまあ、林の中なので、自然からの贈り物もたくさんありますが、それも地球の一部なので観念致しましょう。んと、難点を申しましたら、もう少し湯量が欲しい感じも致しますけどね~。

泉質:含・硫黄・二酸化炭素-アルミニウム-硫酸塩泉 低張性酸性高温泉 源泉:大平ホテル源泉 42.2℃ pH1.5 自噴

アルミニウム 121, 塩素 301, 硫酸水素 1594, 硫酸 1385, メタケイ酸 212, 遊離二酸化炭素 1671, 遊離硫化水素 2.2(分析:平成16年)遊離二酸化炭素の多さが特徴



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©東北な温泉1008 , 19rw , Update:2024/09/17