東北を行け
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三角そばや本店

(十文字ラーメン)
〒019-0523 秋田県横手市十文字町梨木字羽場下63-1 TEL.0182-42-1360
三角中華そば 600円 、駐車場:店前と少し離れたところにも


 8月、秋田旅の帰り道、秋田県南の十文字ラーメンが個性的で面白いと聞いていたので、夕食にはまだ早い時間、イヤだという自身の胃腸を説き伏せ、無理やり突撃してみることにしましたのです。

 で、3軒ある老舗(マルタマ丸竹食堂、三角そばや)の中で、何となく「三角そばや」で、ごっつあんです。

 余談ですが、ず~っとトイレを我慢してきたので、入店後即トイレに突進すると、奥にあるトイレは、そこのご自宅のトイレと一緒のようでありまして、ちょっとやりにくく。

 して、メニューを見ると「中華そば」と「冷やし中華そば」だけなので、王道の中華そばを、ご注文。しばらくして出てきた中華そばは、麩が乗っているのがこの地域の特徴で、その他は昔の中華そばという姿。

 それからスープを一口飲んでみると、なんと日本蕎麦の蕎麦ツユにかなり近い風味で、次に麺をすすってみれば、それはカップ麺にも近いような、かなり細くて、ちぢれた平たいものなのでした。

 あとは、白っぽいチャーシューが、味付けを薄くして素材の味を生かしているような。それと例の麩は、スープがしみ込んでいて、これがかなりグーなのでございます。

 全体的に、他ではあまり出会わない独特の味わいになっていて、好き嫌いが分かれそうな、そんなテイスト。まあでも、昔ながらのこの味が好きだという人も、沢山いるのでしょうね~。そう、この中華そばは、一度食べただけではその旨さが分からない、ソウルフード的なラーメンなのだと思いますね~。

 後日、十文字町を通ったら、国道(R13)沿いに立派なお店ができていました。どうやら引越したみたいです。この本店の他に、湯沢店、横手店もできたようで‥、なんだかしばらく見ないうちに立派になった知人に出会った気分。

※実は、2007年に移転したもよう、上記地図も住所も新しい方へ変更致しました。
2009.06

メモ)
 そのしばらく後、TV(ケンミンショー)で紹介されているのを見ました。すると、なんとこれが〝かん水〟を使わない麺で、また〝手もみ〟でちぢれを出し、その後冷蔵庫で一週間保存し、熟成させるのだと。え~!(20024.10)
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©東北を行け0508 , 18rw , Update:2024/10/04