東北な温泉
温泉突進レポート

古勢起屋別館

(銀山温泉)


〒999-4333 山形県尾花沢市銀山新畑417 TEL.0237-28-2322

入浴 700円
入浴、宿泊
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンあり


※2007.02 源泉館から経営が変わり、古勢起屋別館へ

 6月、レトロな旅館が立ち並ぶ銀山温泉のほぼ真ん中にある、やっぱりレトロな温泉旅館「源泉館」にやって来ました。いや、なんとなく源泉館という名前に惹かれて来た訳で(関係ないかもしれませんが、つげ義春の代表作に「ゲンセンカン主人」という作品があるそうで)。当時は、日帰りOKとかの情報が全く無く、まさしく突撃だったんですよね~。

 で、今日は普通の日曜日、温泉街には団体客がバスで押しかけ、目抜き通りにある足湯も満員状態、人気者なんですね、銀山温泉って。

 帰り、今日も定番の名物「亀まんじゅう」を買い、近く(そんなに近くない)の「鶴子そば」を食べたんですのよ。
 外の喧騒を尻目に館内に入りますと、あれ、受付らしい小窓が奥の方に。ほほう、なんだか変った造りだなーと思いながら、そこで日帰り入浴のお願いへ。すると女将さんが「今日は団体のお客さんが、一人ですか?」と尋ねられ「はい‥」「じゃーいいですよ」と。なんだか訳が分からんうちに、入浴許可になりましてね~。

 さて案内された浴場は、浴室にひょうたん型の湯船があり、それは真ん中で仕切られいて、手前の大きな湯船はぬるく、奥の小さな湯船が熱い湯になっているのでした。で、奥の湯船に熱い源泉がチョロチョロと注がれてはいますが、なぜか湯船からのオーバーフローは無く。んー、まあ団体さんが入った後お湯が減って、今、溜めている最中だと言えるのかも知れませんけどね~。

 して、お湯は少し白く濁り、白いカス状の湯ノ花が底の方から舞い上がる、ほんの少し硫黄臭がする温泉です。まあ、なんでしょう、湯量が少ないのが残念の源(みなもと)なんでしょうけど。そう、共同源泉なので、銀山温泉はどこもそうなんでしょうね、おそらく。それとも、昼間はお客さんがいないから、汲み上げていないのかな~。いやきっと、そうに違いない。

泉質:含硫黄-塩化物泉(硫化水素型) 低張性中性高温泉 源泉:協組3号源泉 63.2℃ pH6.8

ナトリウム 625, 塩素 851, 硫化水素 3.2, 硫酸 324, メタホウ酸 109, 遊離硫化水素 5.7(分析:昭和63年)


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©東北な温泉0306 , 17rw , Update:2024/09/17