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一目千本桜

(大河原・船岡のさくら)
宮城県柴田郡大河原町
開花時期:だいたい4月初旬
2016年情報では、河川敷・有料駐車場は1000円、大河原小中の校庭や役場駐車場は無料
仮設トイレあり(当時)


 4月、よく晴れた日、春爛漫を満喫すべく、白石川の「一目千本桜」へとやって来ました。

 ここ大河原から船岡城址公園までの白石川の両岸の桜は、3.5Kmも続く桜の名所「一目千本桜」と呼ばれ、ご近所から遠方から、この世の春を謳歌する人々に親しまれているのです。

 この時季には桜祭りが開かれ、河川敷広場にはたくさんの屋台が出ており、また広場では昼から(花見行事の一つ)場所取りが始まっていましてね~。広場の南端が駐車場になっていますが、この分だと休日にはすぐに満杯になることでしょう。

 屋台には地元産のイチゴや野菜、それから地元(萩の月の)菓匠三全の花見だんご等が売られておりまして。もちろん食いしん坊のワタクシ、そこで花見だんごを頂きましたのです。さすがに菓匠三全のは旨いですね。その他には、なんと仮設の「一目千本桜・郵便局」もできていたり、脇を流れる白石川を下る屋形船も、涼しそう。
 久しぶりに来てみたお花見は、春ののどかな雰囲気とほのかな桜の香りに癒され、心穏やかな一時を過ごし、のんびりと。今日は7分咲きくらいでしたが、それでもキレイで満足です。今晩からここ2~3日、この地は大変なことになりそうですね。桜並木が長く続く堤防歩道はコンクリートで整備され、とても歩きやすくて良好でしたよ。

メモ)
 大正12年、この堤防ができた時に、大河原出身で東京で成功した高山開治郎さんが、こちらに千本余りの桜を寄贈したことから、この千本桜が始まったそうです。樹齢80年になる桜のほとんどがソメイヨシノで、地元の柴田農林高校や大河原ライオンズクラブさん等が保護活動を行っていると。

 続き)2017.3.17 柴田農林高校の1、2年生(約300人)が桜並木の剪定作業を行いました。それはテングス病にかかっている枝の切り落とし作業。これらは昭和初期から続く同校の伝統行事で、春の風物詩のひとつに。

p.s.
 2015年春、ここの上流にあるもう1つの桜の名所、船岡城址公園へと線路を渡る立派な橋(千桜橋)が完成。なので船岡城址公園側から一目千本桜を見に行くのも、新たな楽しみに。
 また、菓匠三全・工場直売店も近くにできたので、よろしかったらお立ち寄りを。



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©東北を行け0404 , 17rw , Update:2024/09/17