東北な温泉
~ 温泉を2倍楽しむ方法 ~

温泉Topコラム・ほか温泉の入り方

温泉の入り方


① 持ち物
  • 小タオル1枚、日帰り温泉の場合は大型バスタオル1枚(寝る時にこれをかける)。
  • ビニール袋(ぬれタオル収納用)、生活入浴するときは小シャンプー・リンス・石鹸(公衆浴場には無いし、入浴施設でもたまに無いときがある)。
  • 小額のお金。時計とか財布・大金は持って行かない(一般人の中にも盗癖のある人がいるから)。
  • 小タオル1枚、休憩室ありの日帰り温泉の場合は大型バスタオル1枚(寝る時にこれをかける)。
  • てなことを言っている私、実はタオル一本と入浴料金しかもって行かないのです。あ、それと、冬期や温泉によっては肌がカサカサになるので、ハンドクリーム(ニベアクリーム)を車に積んでます。
  • あ、あと最近はマイスリッパを持参しようかな~と。百均で売っているし~。たまにスリッパなしの施設もあるし~。

② 入浴作法
  • 入浴前に水分補給。(湯あたり対策)
  • 温泉に浸かる前にエチケットの掛け湯を。これはお湯が常に入れ替わる掛け流しのお風呂の場合。循環加熱のお風呂のときは、銭湯のように先に体を洗ってからお風呂に入りましょう。そう、銭湯では体を先に洗ってから湯船に浸かるのが絶対的なシキタリ。
    「掛け湯(or シャワーを浴びる)をする事と、タオル等をお湯に入れない」は最低のエチケット。テレビでバスタオルを巻いて入浴しているのは映るとマズイから‥、実際はご法度。真似しないで‥(が、混浴の場合、最近ではバスタオル巻きがOKなところも)。あと、脱衣所に戻る前にぬれた体は拭いておきましょうね。
  • 高温の温泉、硫黄泉、強酸性泉等は長湯しない。今まで見聞きしてきたことを総合しますと、熱くてもぬるくても顔から汗が出るくらい浸かれば全てがうまくいく、と私は考えています。

 ~ ③ 温泉の楽しみ方 ~
  1. 注ぎ口のお湯の匂いを嗅ぐ
  2. 肌をこすって肌触りを確認する
  3. お湯を飲んだり、なめたりしない(飲むときは、飲泉所のものだけ)
  4. お湯の中に湯ノ花があるか確認する
  5. 露天風呂に入ったら、プリズム現象があるか確認する
  6. 天気の良い日は露天で日光浴をする→お風呂に入って尚且つ日光浴は、脱水症状or熱中症に陥るので、やっぱり止める
  7. へんなもんがあったら試す(セッケン、シャンプーなど)
  8. 鼻歌を歌う
  9. お風呂の縁で休むときは、足などをお湯につけたりしないで、体全体を休ませましょう。

④ 湯上り後
  • 露天風呂がある時は外で熱を冷ましてから出る。(気持ち良いし、汗だくで着替えなくても済む。露天風呂がなくても外に出られるスペースは、これからの温泉には必要だ。)
  • ゆったり休憩する、横になる。(入浴は結構体力を消耗します。40℃の温泉に10分浸かったときのカロリー消費量は、約80kcalの運動量に相当するらしい。また、末梢血管が拡張して血圧が低下しているので、戻るまで30分は休憩する)
  • 流れた汗の分だけ水分と塩分を摂る。できれば、スポーツドリンク(1本ぐらい/日)がベストだと思う。(酒を飲んで入ってはいけません。でも、湯上りのビールがうまい。また、水圧の影響でペプチドが分泌され尿が生産される。)
  • 入浴当日は家に帰ってもお風呂に入らない。せっかくの体に付いた成分を流さない。‥と定説的に通のみなさんが言ってしまいがちですが、現在の日本では、匂いは難敵。匂いは自分では気が付かなくなっており、翌日職場などでヒソヒソと陰口を叩かれるのがオチ。匂いのあるお湯は洗い流しておいた方が無難!
  • 最近では(冬季等)日帰り温泉で頭を洗うと風邪をひきやすいような気がして、家に帰ってから洗っています。たぶん、私がドライヤーで髪を乾かさない原始人だからだとも。

⑤ その他、心得など
  • 地元の方に迷惑をかけないように、ひっそりと過ごす。
  • 地元の売店で、地元のものを買う、食べる。(旨くなくても、これが旅なのだ。地元の人が食べてるものがあったら、それを食べろ、きっと旨い。)
  • 湯船のお湯は絶対に飲んではいけない。レジオネラ菌等がいたり、成分にヒ素が入っているかも知れない。
  • なるべく、遠くに行こう。(100km以上離れると、気候とか地磁気等が違い、気分転換になる。標高もそうだ。)
  • あとは、くつろいで、楽しむだけ。

⑥ 失敗談
  • 鳴子の「湯巡り手形1200円」で3軒はしごしたら、ぐったり。
  • はしご入浴して、おしっこがまっ黄色になった。黄色は健康で、濁りはいけないらしいです。水分が足りなかっただけなのでしょう。
  • 昼食後、ヒ゛ールを飲んですぐ入浴し、間を置かずに(MG運転にて)家路についたら頭痛がした。
  • 熱い風呂から立ち上がり、立ちくらみがした。(いつもだ。)

⑦ 温泉の分類(遅ればせながら)

 温泉施設は、だいたい4つぐらいに分類されています(と思います)。
  • 「共同浴場・公衆浴場」
    これらは通常、温泉街などにある小さな浴場で、誰でも気軽に入れて料金も安い、そのかわりにシャンプー・セッケン等なしの、手軽な施設なのです。
  • 「日帰り温泉」
    まあ、だいたいは公営の大中規模な施設がほとんどで、休憩広間や食堂・売店が備えられているもの。広間が空いていれば一日中居れて、ゆっくり何度でも入浴可能。料金は(宮城では)千円ぐらいが相場ですかね~。あと、民間施設やホテル・旅館でも日帰り温泉モードにしているところもありますよ。
  • 宿泊施設(ホテル・旅館)の「立ち寄り入浴」
    日帰り温泉のブームに乗って、2000年ごろから少しずつ立ち寄り入浴を受け入れる宿が出始め、今では当たり前のようになった感のある「立ち寄り温泉」なのです。が、一部では高級志向を目指すためなのか(面倒くさくなったのか)「立ち寄り温泉」をやめてしまった宿もありますけどね。
  • 「野湯」
    誰も管理していない湧き湯など。

 p.s.
  「お風呂用メガネ」現わる。

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