東北な温泉

天守閣自然公園


市太郎の湯

(秋保温泉)
天守閣自然公園・市太郎の湯 - 施設入口天守閣自然公園・市太郎の湯 - 浴場入口周辺 〒982-0241 宮城県仙台市太白区秋保町湯元字源兵衛原10 TEL.022-398-2111

入浴 800円
入浴、食事、自然公園(入園料込)
男女別(内湯1、露天風呂2)
シャンプー・セッケンあり

 4月、秋保温泉の天守閣自然公園にある「市太郎の湯」がリニューアルしたというので、またやって参りました。秋保温泉街の相変わらずの細い道を奥へ奥へ進みますと、お城風の白塀が見えて参りまして、なんだか秋保の奥の院でも着いたかの気分になりましてね~。

 塀の中に入りますれば、すぐに施設受付を兼ねる”そば処”があり、そこで受付を済ませて奥の浴場へと進みます。(少しややっこしいですが)お店の奥から一旦外へ出た先に、休み処のベンチ等がありまして、その脇が浴場の入り口になっておりましたのよ。
 浴場に入ってみましたら、おー、なんだか良くなっているぞぉ~。前回来た時とおもむきがちょっと違い、あら、お湯が緑色になっているではありませぬか。しか~も、外の露天風呂の先にもう一つの露天風呂が‥。

 早速、緑色に濁ったお湯に浸かってみると、これがなかなかいい感じで、しかも掛け流しになっているのです。匂いをかいでみると温泉の匂いがあり、肌をこするとちょっとだけツルリと致します。また近くの緑水亭にも似た色のお湯なんですね~。うーん、秋保温泉にいい温泉が湧きました。

 えーと、お湯のオーバーフロー部分が小さいので、お湯の流れがあまり良くないのが少し残念。あとは、湯上りにお尻を白いタオルで拭くと、ちょっと茶の色が付きますかなー。まあそれは、ご愛嬌。

泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 低張性弱アルカリ性温泉 源泉:天守閣5号泉 38.3℃ pH7.9 122L/M 動力

ナトリウム 594, カルシウム 322, 塩素 1062, 硫酸 388, メタケイ酸 120 分析:平成19年 以上露天風呂 内湯は天守閣4号泉(若干薄い成分)との混合泉 源泉100%で循環加熱・消毒、掛け流し



 帰りにそば処で「お客さんが少ないなー」と思いながら、ざる蕎麦(630円)を頼んでみましたら「む、これは、いつも家で食べている蕎麦に似ている」と。‥うるさい客で申し訳ありませんです。
天守閣自然公園・市太郎の湯 - 内湯1天守閣自然公園・市太郎の湯 - 内湯2
天守閣自然公園・市太郎の湯 - 露天風呂天守閣自然公園・市太郎の湯 - 脱衣所
天守閣自然公園・市太郎の湯 - 施設の食事処と「ざる蕎麦」

天守閣自然公園1天守閣自然公園2
天守閣自然公園3
 天守閣自然公園このurl

(前回とは違い)お風呂に入れば公園内も見られるようになっており、仕方なく突進。

 ところがです、観光バス数台でやってきた高校生と思われる軍団が後ろから来て、わたくしの突進の勢いよりも遥かに凄い勢いで行進して行くではありませぬか。なんなんですかねー、あの勢いは。軍隊のようにザッザッザッザッと歩きながらも、口ではピーチクパーチクとしゃべくりまくっているのです。

「先生の命令だから仕方ない、さっさと一周してしまおうぜぃ」という心持ちが、ワタクシの方にビンビンと伝わってくるのでございましてね~。

 さて「花よりダンゴ」のワタクシが自然公園のことを書くのもなんなのですが、入ってすぐにある長い藤棚が、その時季も間近と見えて、今にも咲き出しそうで。1.5kmほどある遊歩道をぐるっと回ると、足湯(2箇所)や池があったり、いろんな草花が咲いたり散ったり、短かくても華やかな春を謳歌しているようでありました。はい、ウグイスの声なんかを聞きながら歩くと、自然公園もマンザラでもありませんね。

 ‥実はウグイスも見たんですのよ。スズメ位の大きさで茶色(メス)、鳴きながらもジッとしていなくて、なんだか忙しそうでした。ちなみに「ホーホケキョ」は、オスの縄張り宣言なんだそうで。

旧レポート天守閣自然公園・市太郎の湯2002
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