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二十世紀梨 (鳥取)
鳥取県は二十世紀梨の一大産地であり、それは他の追随を許さないもの。とは言っても、最近は幸水や豊水という品種が全国の梨全体の65%を占め、二十世紀梨は14%程度になってしまったそう(2005年)。この二十世紀梨のほとんどは、京阪神と中国・四国地方に出荷され、その他の地域にはほんの少しだけしか出荷されていないよう。
ちなみに、この梨は皮が薄く病害虫に弱いため、袋を2回かけて大事に育てられるもの。梨には赤梨と青梨があり、この二十世紀梨は見ての通り、青梨なのである。して明治になぜか千葉県で発見されたものらしいね~。
その黄色くて青っぽい梨に、そのままかぶりつくと、みずみずしい果汁と果肉が、にわかに口の中に広がった。して、それは皮も柔らかく、皮をむかなくてもおいしい。むしろ、皮をむかない方が独特の甘い香りがあって、おいしいように思えるね~。
なんと言ったら良いのだろう、この香り。その赤梨とは違う風味は、拙者の独断的表現で言うと、梨+リンゴにも似た香りかな~。うーん、梨はどれもそうだが、とてもジューシー。おいしくて、言うことナシ(定番)。 |
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