相馬・松川浦 紅ずわいがに
全国名物福島
/ クチコミ
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相馬双葉漁業協同組合
福島県相馬市尾浜字追川196
松川浦の海鮮店の店先で、ゆでたての「ずわいがに」を見つけました。
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相馬ずわいがに (福島)
冬の味覚、ズワイガニといえば、山陰地方~北陸地方にかけての、松葉ガニや越前ガニなどを思い起こすのであるが、ちゃんと太平洋側でもズワイガニが捕れるのだよ~。
で、そこは福島は相馬の松川浦。漁期は解禁される12月中旬~3月末で(2008年の場合)、そのころになると、松川浦には観光客がどっと押し寄せ、その寒い冬を物ともせずに賑わいをみせる。まあ、ちょっと前までは主に北陸越前ガニとして日本海側へ出荷されていたらしいが(2004年資料)、現在は地元消費も盛んになり、観光の資源に。
福島魚連によると、太平洋側で捕れるのは主にベニズワイガニというもので、ズワイガニよりも赤色が鮮やかで、肉質はズワイガニにはやや及ばないもの。ちなみに日本海側の水揚げ量も、ズワイガニの方がかなり少なく、それは高価で取引されるそうだ。
メモ)
ズワイガニは、太平洋では、青森県~茨城県沖の水深150~750mに分布し、分布密度は宮城県~福島県沖で高いそう。が、宮城のズワイガニは、全然聞いたことがない。んー、他の魚の方がコスパが良い ということか?
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さて、ズワイガニは皆さんも食べたことがあるだろうから、ズワイガニの味がどうこう言うのはやめておこう。しかし、獲れたて茹でたての蟹は、さすがに旨い。冷凍のものとはかなり違うもの。まあ、大体は身がぎっしり詰まっているし、甘い感じがする。冷凍物ではあまり美味しくはない足の付け根部分(肩というのか)も、生のズワイガニを茹でたものだと、本当に旨い。あ~、でも高いけど~。
ある日、他県のとある店先で、福島産とロシア産のズワイガニが並んで売られていた。見たら、福島産はロシア産の数倍の値段が付けられていて「あ~」っと。
余談であるが、一度おいしいズワイガニを食べたら、その後、まずいズワイガニに出会うと、すこぶる がっかりしてしまうもの。また、途中でやめてしまうほど。そう、それほど違いがあるんだよね~、値段ほどに。
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