世界の山ちゃん 幻の手羽先
|
|
|
手羽先 (愛知)
名古屋名物の「手羽先」は、元祖の「風来坊」と後発の「世界の山ちゃん」の2強が競っているらしい(え、つばさやも忘れないでね)。両者共に名古屋市内に30店舗以上の店を持ち、地元に愛され、また観光客をも喜ばせ、地域の名店として確固たる地位を築いたもの。
で、世界の山ちゃんの方は東京近郊に20店舗以上あり、またテレビなどでも見かけ、今では全国的にもよく知られた存在である(2014年現在)。
実は、遠い昔、友人に連れられ、名古屋の手羽先のお店へ。と、心身ともに疲れ果て、何とか生きていた自分は、食べ物にあまり興味がなく、その店名などは全く覚えていない。ただ、なぜこんなに鳥の皮ばっかり何個も何個も食べるのだ?と、普通の居酒屋で刺し身を食べたかった私には、モヤモヤ感だけが残って。
また、友人が「どうだ?どうだ?」としきりに感想を聞いてきたりして。んー、彼は私を喜ばせようと していたのだった。
というわけで久しぶりに、物産展で売られていた「世界の山ちゃん・幻の手羽先」を。
見ると、普段はあまり見かけないような、小さな手羽先がこんがりと揚げられ、思いっきり黒いコショウが ふりかけられていた。
匂いをかいでみたら、やはりコショウの香りでいっぱいだ。半分に折ってシャブリ取るようにして食べると、う~ん? こりゃ旨い。なるほど人気がでるわけだ~。これならケンタッキーフライドチキンに対抗できる、力強いおいしさ。でも、その後、口の中が辛くて辛くてヒリヒリ~。加えて、これを食べ始めたら手がベトベトで、これだけを食べ続けるしか無いのである。
え、1人前5~6本が基本って、この辛さだと わしゃ2本で十分だったぞな~。他にも食べているせいも あるけど。
メモ)
名古屋の手羽先から揚げは、元来、ガラ程度にしか利用できなかった手羽先の有効利用から始まったもの。なので、あんなに肉が薄くて小さいのだという。
|
|
|
|
|