水晶文旦(すいしょうぶんたん)
全国名物高知
/ クチコミ
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JA高知市
高知県高知市高須東町4番8号
水晶文旦
重量:610g
収穫期:
10月~12月(温室)
2月~4月(路地)
冷暗所か冷蔵庫で保存(1ヶ月ぐらいOK)。皮がしなびても中は大丈夫。
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文旦 / ブンタン(高知)
文旦(ぶんたん)は高知の名産なのだが、食べたことはおろか聞いたことも無かった。菅原文太なら知っているが(古い)。それにしても何か妙な名前だな~。ちなみに、文旦は原木は分かっているそうだが、その原木がどこから来たのか分からないのだと。よって、突然変異でできたとか、その生い立ちには様々な諸説が語られている。あ、この妙な名前は、学者の偉い人がつけたらしいけど。
さて、高知には土佐文旦と水晶文旦とがあり、品種も違うそうで。土佐文旦はほとんどが路地栽培で、水晶文旦は温室栽培が主で土佐文旦よりも大きいという。大概、文旦とだけ言われるのは、土佐文旦の方である。
追記)
ブンタンは四国~九州地区で多く栽培され、その種類は多く、名称もボンタン・ザボン・ウチムラサキなど、その土地や種類によって違うのである。
先日、蛭子能収さんが文旦農家を訪れるという番組をテレビで見た。30度もあるという山の急斜面に、その文旦は栽培されていて、1月初めには文旦の収穫が終了し、もいだ分担は木の下にビニールをかけて保存するのだという。で、2ヶ月以上寝かせると酸味が取れて食べやすくなり、出荷はそれからだと。
追記2)
その後にNHKで紹介されているのを見たら、現在の追熟は倉庫で保湿シートで囲んで、一ヶ月ほど。で、追熟するとクエン酸が消費されて酸味が少なくなり、甘みが出るのだと。また、理由は分からないがアミノ酸も増えているという。あと、今売られている文旦は、露地栽培の土佐文旦がほとんど。やはり、文旦=土佐文旦となっているよう。 |
で、最初は水晶文旦を。
文旦の黄色の皮は硬いので、ナイフなどでちょっと苦労してむかないと、中の実にはありつけない。して、やっとこさ皮をむいて中の実にたどりつくと、実はずっしりと重く、夏みかんのようにしっかりしていた。大きさは(この水晶文旦の場合)夏みかんの2倍くらいで、房の薄皮を開いてみたら、中からは種が2,3個出てきて、その実の色はグレープフルーツに似たものだった。
文旦は、外皮さえむいてしまえばとても食べやすく、そんなに酸っぱくもなく、この種の柑橘系にしては上品な味わいである。簡単に言うと、グレープフルーツから酸味をぬいたような風合いかな~。うん、おいしいね。まあでも、水晶文旦は高価なので、めったには食べられないけど。
‥後日
文旦が安く売られていたので箱買いしてみた。その文旦は土佐ではなくて愛媛出身。箱を開けるとなんとも良い香り。柑橘系の甘い香りがたまらない。大きさはソフトボールより少し大きめだね。タネが沢山あるものと、全然無いものと様々。水晶文旦より小さいが、味はさほど変らないと思う。
メモ)
文旦の皮むきは家人がやってくれていたのだが、ある日突然「手が痛くてむけない」と訴え出した。そこで自分もやってみたところ、これが大変で嫌になったほど。この文旦がいまいちメジャーにならないのは、きっとこのせいなのかなーと。
そこへ渡りに船で、ちゃんといいものが売られていたので購入。それは皮むき器。「かんきつラクラク皮むき器」とか「ムッキーちゃん」とかいう名称で販売されていて、使ってみたらベリーグー。むき方はユーチューブにあるザマショ! |
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