東北な温泉
温泉突進レポート

栄光館(宮下温泉)



〒969-7511 福島県大沼郡三島町大字宮下字塩水4113 TEL.0241-52-2636

入浴 600円
入浴、宿泊
男女別(内湯1)
シャンプー・セッケンあり

 12月、福島県は只見川沿いの国道252号線を西へ。と、もはや新潟との県境付近、寂しげな初冬の風景を観賞しつつ行くと、三島町の外れにある静かな宿「宮下温泉・栄光館」にたどり着きました。で、直前は急な細い坂道で、それを下るとにわかに開けた川岸へ。するとそこには小川がサヤサヤと流れる、まさに絵に描いたような風景が広がっておりましたのです。
 そんで、受付を済ませて前進すると、奥のドアを開けて渡り廊下みたいな所を行った先に、別棟的な湯小屋が設けられてありました。そしてその浴室をのぞくと、窓の外に先ほどの小川が見えており、こちらもなかなかのシチュエーションなんでございます。

 さて、お風呂は窓側に沿ってカギ型に造られ、そこには笹色に濁った、濃い感じのお湯がほどほどに満たされており。して浸かってみると、それは中性の肌触りで、注ぎ口では鉄の匂いを呈し、が、湯船では複雑な匂いがする、なんとも言えない温泉なんでありましてね~。んと、湯量は多くはありませんが、湯船の縁の一部から、ちゃんとオーバーフローはしておりました。んー、なんちゅうか、ちょっと複雑~。分からん。

 と、しばらくして喜多方から来られたというオジサンと一緒になったので、喜多方ラーメンの美味しい店を尋ねてみると「何とも言えないですね。今は昔と味が違うし。色んなラーメンがあるから‥」とおっしゃるのです。で、オジサンは町外れの観光客が来ない店で、よく食べるそうですけど~。

 あと、オジサンからは北方には興味なし的な言葉が節々にみられ、残念な気分に。自分、北から来たもので。喜多方(北方)の話をしたのにね~。

泉質:塩化物泉 低張性中性高温泉 源泉:宮下温泉 第2源泉 59.9℃ pH6.7

ナトリウム 929, カルシウム 144, 塩素 765, 硫酸 764, 炭酸水素 767, 遊離二酸化炭素 207


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©東北な温泉0612 , 19rw , Update:2024/09/17