ごえもんカドヤのたい焼
全国名物東京
/ クチコミ
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㈱加藤物産 カドヤ
東京都荒川区東日暮里3-15-14
特徴:新鮮な鶏卵、ミルク、蜂蜜を使用し、小豆、砂糖、水飴、小麦粉等
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たいやき (東京)
とある物産展に「かくれた名店」とのうたい文句で、この鯛焼き屋さんが出展していた。地域名を冠した物産展というものは、期待に反する品物を並べた物産展が少なからずあり、がっかりさせられること、しばしば。でも、このデパートの物産展だけは、いちおう大体は信用している。なので、その中から「東京の鯛焼き」とやらを食べてみることにしようかと。
まあ、鯛焼きは全国津津浦浦、どこにでもある物なんだけどね~。
と、この鯛焼きは物産展といえども実演販売になっていて、ちゃんと現場で焼いているのである。つぶあん、カスタード、黒ゴマ、白玉入り餡の4種類が売られていて、その中から〝つぶあん〟を5個買おうとしたのだが、6個買うと箱が付いてくるということで、6個買ってしまったぞな~。なんか知らんが、箱に入ると雰囲気がバツグンに良くなるのだよね~。‥数時間も経たないうちに、空っぽになるだけなのに~。
家へ帰ってから箱を開けて鯛焼きを手に取ってみると、やはり鯛焼きの良い匂いがする。うー、たまらん。シッポからかぶりついてみると、シッポにもあんこが入っていた(‥というか、しっぽにもあんこが入るように焼いているのを私は見た)。うん、これはうまい。
でも、特徴的な味がするわけではないぞ~。して、箱書きに「特許機械により、冷たくなっても硬くなりません」と書いているのでよく観察してみたら、なるほど、柔らかくてふっくらしているね。小さく感じるが、その代わりにぶ厚い鯛焼きになっていた。まあ、これを買っておけば間違いなしってところかなー。
メモ)
ちなみに、東京の「たいやき御三家」と言われているものは、浪花家総本店(麻布十番/1909年創業)、柳屋(人形町/1916年創業)、わかば(四谷/1953年創業)であるそうな。
中でも最も古い「浪花家総本店」は「およげ!たいやき君」の歌のモデルになった店だと言われていて、いまでも一個ずつ焼く、手間のかかる手法を用いている。
あと、焼き器の種類によって
一個ずつ焼くもの:天然物
一度に複数個焼くもの:養殖物、と通の間では分けられているよ。
追記)
どこも「あんこ」には並々ならぬこだわりをもっており、元祖の浪花家は上白糖(小豆に対して3:1)を使用し、”わかば”はザラメと水飴を使用して、小豆をこね、仕上げている(白っぽく焦げやすいみたい)。 |
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