 
 
 
 
高さは10m、幅30mの豪快な滝。上段と下段との2段になっています。 |
8月、白石から国道(R113)を西へ。
と、青々とした初夏の深山を分け入るように爽やかな山の国道を行くと、七ヶ宿ダムを越え、七ヶ宿の町を過ぎ、しばらくして小さな集落の滑津宿へと到着しました。で、集落の外れに「滑津大滝」の看板と共に駐車場と産直売場があり、そこから谷へ立派な階段を下りれば、滑津大滝へと滑りこめるのです。
大滝に近づいてみると、これが驚き。長雨の続いたこの季節、大滝は想像したより2倍ほど大きくなっており、ゴゴゴゴーと耳をつんざく程の水しぶきの爆音が鳴り響き、脇の階段を上がろうとする私に襲いかかり、今にも飲み込もうとするのです。す、すごい、このド迫力! 一見の価値あり。もっと有名になってもいいのではないですかな、ここは。
駐車場のある上界は暑かったのですが、この下界の谷の涼しいこと。避暑地にも、子供の水浴び場にもぴったりなのです。大抵、避暑地は山の上の方にあるものですが、下の方にもあるんですね。‥この危なっかしい滝の脇の鉄階段は、日本じゃあまり見られない、スペクタクルなのっしゃ。おすすめでガンス、今日の水量なら。
帰り、上界の産直で小玉スイカ500円を購入。すると店のオバサンが「外れたらゴメンネ」と50円引きで売ってくれました。‥翌日食べたら普通~に、おいしかったでございましょ。
p.s.
ちなみに、今日は水が透明で滝壺の所在も分かりましたが、濁った日には突然深みにハマったりするので、気をつけましょう。上流が雨の日は超危険!
|