東北を行け
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徳仙丈山のツツジ

(気仙沼市の景勝地)
宮城県気仙沼市赤岩物見地内 TEL.0226-22-3438
だいたい5月中旬~6月上旬、駐車場 気仙沼側(バスも可)&本吉側
標高 約712m

 5月、気仙沼市と本吉町の境に位置し、五月の中旬から下旬にかけて、なんと50万本の自生「やまツツジ」が見事な花を咲かせるという特別な山、「徳仙丈山(とくせんじょうさん)」にやって参りました。

 本吉町役場前から看板に従って 車で山中に分け入りますと、舗装道は途中から砂利道に変わり、対向車とすれ違うのが非常に困難な道に。まあ平日はよいですが、満開時の休日には大変なことになるのは間違いありません。

 と、程々に上ったころ、終点の駐車場に到着。で、そこから歩いて山中へ。するとすぐさま立て札があり「のんびり、散策路、防火帯(尾根コース)」の3つの分かれ道の標識が。そこへ、前を歩いていたお爺ちゃんが、「わぎゃすたず、こっつだぁ(若者はこっちだよ)」と指差すもので、仕方なく(いや調子に乗って)急な尾根コースを登ることに致したのです。

 その道は坂道というよりも、木の生えていない急峻な斜面で、途中何度も休みつつ、何度もくじけそうになりながら、やっとこさ山頂にたどり着いたのでした(書くと簡単ですが、実際は戻るも進むも地獄の斜面)。
 するとそこからは息を呑むような絶景が四方に広がっており、ツツジは3分咲きでしたが、2山くらいがほとんどツツジという、なんともいえない光景を目にするのです。私は花よりダンゴ派ですが、こりゃ、花も結構良いものですなぁー。

 山頂は、春の風がびゅうびゅうと渡る音と、近くで鳴くウグイスの声が混じりあい、厳しいようで風流な様相に、時折観光客の笑い声が聞こえてハタと夢から覚める、そんな世界なのでありました。遠くには気仙沼の町や、室根山が見え、遠くの景色もマンザラでもございませぬよ。

 このツツジは以前は小さくて注目されなかったそうですが、今では人の背丈ほどにまで成長。地元のツツジ保存会の皆さんによって育てられ、やっと大人に。いつも植え込みのツツジばかりを見ていたもので、こんなに大きなツツジを見たのは初めて。

 普通に歩いて1時間半程度、最初は「のんびりコース」で行って、帰りに様子をみて、違う道にチャレンジするのも面白いかと思います。スニーカーでOK、お茶持参必須、簡易トイレありです。今回は本吉側から登りましたが、気仙沼側からも来られるようで、そちら側には木造の展望台があり、それが山中の遠くに小さく見えていましたね。


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